日本における漁港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/20 07:00 UTC 版)
詳細は「日本の漁港一覧」を参照 日本には2017年時点で2,860もの漁港がある。漁港漁場整備法によると、漁港は「天然又は人工の漁業根拠地となる水域及び陸域並びに施設の総合体」と定義されたうえで、以下の種類に応じて市町村長、都道府県知事または農林水産大臣が名称及び区域を定めて指定する。 第1種漁港 - 利用範囲が地元の漁業を主とするもの。2,128港。 第2種漁港 - 利用範囲が第1種より広く、第3種に属さないもの。519港。 第3種漁港 - 利用範囲が全国的なもの。101港。 第4種漁港 - 離島その他辺地にあって漁場の開発、または避難上、必要とされるもの。99港。 特定第3種漁港 - 第3種のうち振興上、特に重要な漁港。13港。 特定第3種漁港には、以下の13港が指定されている。 八戸漁港 気仙沼漁港 石巻漁港 塩釜漁港 銚子漁港 三崎漁港 焼津漁港 境漁港 浜田漁港 下関漁港 博多漁港 長崎漁港 枕崎漁港 かつてはプレジャーボートなど、漁船以外の船が漁港を使用することは、漁業者から作業の妨げになると嫌われていたが、平成9年の水産庁長官通達によって、条例やルールを整備し、漁船の活動に支障のない範囲で漁船以外の船を受け入れるようになっている。
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