日本におけるダブとは? わかりやすく解説

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日本におけるダブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 17:40 UTC 版)

デ・ハビランド DH.104 ダブ」の記事における「日本におけるダブ」の解説

日本では日本遊覧航空その後藤田航空)、日本ヘリコプター輸送(日ペリ)と極東航空いずれも現在の全日本空輸前身)が運用していた。ともに国内ローカル路線主力機として活躍した1953年12月15日に日ペリ羽田伊丹路線貨物便として就航したのが最初であった翌年2月1日からは旅客事業にも利用された。ただし乗客数多くなかったため訓練用航空測量活用されるようになった。また1955年2月には天候不良孤立化していた青ヶ島へ、東京都チャーターした東洋航空ダブ救援物資投下した日本エアシステム前身である東亜国内航空と、その前身である東亜航空本機コンベア240デ・ハビランド DH.114 ヘロンなどとともに使用していた。 最終的に7機が日本飛行したが、2機(JA5003とJA5008)が事故により抹消された。また長崎航空現在のオリエンタルエアブリッジ)で1967年まで運航されていたJA5006が旧大村空港屋外展示されていたが、現存していない。 現存機としては、東亜航空のDH-104-1B(JA5007)が塩原ファミリー牧場屋外展示されている。JA5007は極東航空全日空東亜航空使用後当時存在していた「沖縄航空」への移譲中止されるという経緯経た上で最終的に日本航空学園使用され機体である(説明板には航空大学校記載されている。機体側面には「東亜航空」とあり、国内現存する唯一の東亜航空表記機体となっているが機体側面に「JNFS」という表記があり、尾翼マーク東亜国空のものではなく極東航空のものを踏襲したのである考えられる屋外展示のため痛んでおり、特に右側面がかなり汚れているものの、尾翼等に修繕の跡がある。 また、かつて日本遊覧航空長崎航空などで使用されたJA5038が屋外展示の形で現存している。1968年まで運行されその後1998年まで長崎水族館水族館閉館後個人引き取り長崎県長崎市の旧琴海町個人敷地2019年から琴海戸根町中央こども園にて展示されている。 塩原ファミリー牧場のJA5007。尾翼マーク東亜航空のものではない。 同JA5007

※この「日本におけるダブ」の解説は、「デ・ハビランド DH.104 ダブ」の解説の一部です。
「日本におけるダブ」を含む「デ・ハビランド DH.104 ダブ」の記事については、「デ・ハビランド DH.104 ダブ」の概要を参照ください。

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