日本での展開略史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 10:10 UTC 版)
日本では1970年代当初から上映され、その後も各地でソ連映画特集の一本として上映されていた。2001年、チェブラーシカの愛らしさが人気を集め7万人が映画館へ詰め掛けるという現象が起きた。この際の配給は、クロックワークスなど数社で行った。実現するまでや後も版権争いなどのトラブルが多かった(詳細は「#権利に関する略史」を参照のこと)。 2005年、愛知万博のロシア館で、映画に使われた人形が展示された。2006年よりテレビ東京ブロードバンドとフロンティアワークスによるチェブラーシカ・プロジェクトが版権を取得し、ジブリ美術館配給による劇場公開やDVDの販売、日本でのアニメの製作を行っている。 2010年、ドキュメントバラエティTV番組「ワケありバンジー」の番組ロゴにゲーナが登場。同年12月、完全新作の人形アニメ映画が完成・公開。詳細は#2010年版人形アニメを参照。 2011年からは横浜ゴムがスタッドレスタイヤの広告用キャラクターとして起用。 2020年4月24日、ロシア国営アニメ制作会社ソユーズムリトフィルムは「現時点では契約有効期間や条件について双方の間に深刻な相違がある」と主張し、日本の企業が保有する版権を取り戻したいとの意向を明らかにした。 2021年11月と12月、日本側のチェブラーシカは公式サイトとTwitterを同年12月31日付で終了することを発表した。
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