新川千本桜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:56 UTC 版)
一之江境川親水公園の下流終点から南に100mほど進むと江戸川区船堀7丁目1番地1号付近で新川に到着する。新川では平成19年(2007年)から桜の植樹と江戸情緒ある街並みを整備する新川千本桜計画がスタート。平成26年度(2014年度)には新川全3kmの耐震護岸と遊歩道の整備が完了、平成30年3月時点で両岸に20種718本の桜が並ぶ。毎年開催される新川千本桜祭りには手漕ぎ和船も運航し、江戸川区の桜の名所となった。 また船堀7丁目には江戸時代の大店を再現した地域交流センター・新川さくら館や小江戸橋が造られ、河口の西水門には高さ15mの火の見櫓も整備。江戸情緒を体感できる千本桜の風景は「えどがわ百景47」に選定され、平成28年(2016年)には新川千本桜沿川地区が土木学会デザイン賞で優秀賞を受賞した。新川は江戸時代、市中に物資を運ぶ水路、特に行徳の塩を運ぶ「塩の道」として利用され、沿川には味噌や醤油を売る店、料理店などが立ち並び賑わっていた。 新川さくら館(江戸川区船堀7丁目15番12号)江戸川区の地域交流センター。花見や散策などの憩いの場。多目的ホール、集会室、喫茶店や広場等があり、様々なイベントも開催。「えどがわ百景125」にも選定されている。
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