新宿警察署職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 10:04 UTC 版)
「トレース 科捜研法医研究員の追想」の記事における「新宿警察署職員」の解説
宇佐美(うさみ) 虎丸の部下の1人。 剛木(ごうき) 新宿警察署鑑識課巡査部長。 孤谷(こたに) 新宿警察捜査第一課巡査部長。 新美南(にいみ みなみ) 新宿警察署刑事課巡査長。 鴨田光彦(かもだ みつひこ) 新宿警察署刑事課巡査部長。 沢口カンナ(さわぐち カンナ) ノンナの妹。新宿警察署会計課事務。ノンナと二人暮らしをしている。周りからデートの誘いをよく受けている。真野とノンナの恋の進展を応援している。 壇浩輝(だん ひろき) 42歳で刑事部長に着任した警察官。23年前、新妻と佐保と共に義一をいじめ、仁美を襲った人物。学生時代は成績優秀、容姿端麗、家柄も良くそしてそれを鼻にかけない気さくな人だったため、誰からも好かれていた。そのため、新妻、佐保以外の誰も「自殺させてみたくて義一をいじめていた」ことを知らなかった。真野のことを知っており、突然科捜研に視察に訪れ、真野に自分からDNAを渡す。 その後、新妻殺害に用いられた包丁が発見され、包丁の中子に付着していた血痕と壇のDNAが一致する。虎丸らは逮捕に動くも既に壇は別荘に逃亡、壇は指名手配され義一いじめの件と共にニュースで大々的に取り上げられる。壇は真野を別荘に呼び出すと、練馬一家殺人事件の真相を真野に伝える。 実は壇は義一に曲がった愛情を持っていた。義一の苦しむ顔に魅力を感じ恋心を抱き、やがて義一をこの手で殺したいと願うようになった。ところが練馬一家殺人事件が発生し、義一たちは死亡。壇は、義一が自分に無断で死ぬわけがないと思った。あれから7年後、壇は警視庁刑事部に配属されたが、練馬一家殺人事件の真相は既に崇の手により揉み消されていた。だがそこからさらに7年後、壇に転機が訪れる。虎丸が練馬一家殺人事件を調べ、牛濱と接触したと知り、壇は虎丸の部屋から捜査資料を盗み出した。捜査資料から真犯人の存在を確信した壇は4人の心臓血、現場血痕、血のついた軍手のDNA鑑定を民間企業に依頼。だが、検出されたのは4人のDNAだけ。だが、かつて新妻から託され自分の宝物にしている義一が書いたルーズリーフに数カ所、血痕のようなものが付着しており、そこから源家以外のDNA型が検出。源家と関係が深い人間を片っ端から調べ、そして翌年夏、先生のDNAとルーズリーフの血痕のDNAが一致した。そして壇は、先生を真野に殺させてあげようと思い、彼をここまで導いた。真野を唆して先生を殺そうとするも、虎丸達がやってきたため阻止された。壇は隙をついて別荘を燃やしどこかへ行ってしまった。 スピンオフ作品『ブルータル 殺人警察官の告白』での壇については後述。 三鷹綾子(みたか あやこ) 壇の後任の刑事部長。新組織「SFR」を開設し、壇の逮捕を狙う。
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