文部科学省関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 15:36 UTC 版)
所管する学校法人や文教施設のトップが天下りポストとなっている。産経新聞の調査結果によると、2003年(平成15年)9月-2008年(平成20年)12月に文部科学省から天下った本省課長・企画官級以上の幹部職員計162人のうち、3分の1を超える57人が51の学校法人に天下り、東京聖徳学園、佐藤栄学園、藍野学院、玉川学園、聖心女子学院、日本体育会の6法人では、各2人を受け入れていた。 文部科学省文教施設企画部のナンバー2である技術参事官は、庁舎内の参事官室で業者と文部科学省OBの双方から希望を聞き、天下り先を調整する慣習があったという。 2017年1月、同省による組織的な天下り斡旋問題が浮上し、同省事務次官の辞任が決定した。 文教施設関係では国立の美術館や博物館、関連する独立行政法人などに非専門家の官僚が天下っている。諸外国の美術館館長は学芸員や研究者など専門家が基本であるが、日本では天下りポストとなっており、理解出来ない学術的な価値よりも新聞社やテレビ局が持ち込んだ動員数や収益を優先した企画を引き受けるため、学芸員とは衝突しやすいという。 詳細は「文部科学省における再就職等規制違反」を参照
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