整理券発券器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 08:54 UTC 版)
かつては小田原機器製SAN-VTを採用していたが、運賃箱と同じくICカード導入時に更新され、レシップ製となった。 通常はカードリーダーを別に設置することが多いが、整理券発券器本体にICカードリーダ/ライタを設置していることが特筆できる。ちなみに運賃箱同様高速車にも装備されている。 なお、2002年度の試験導入時には現在と同じ機種が導入されたがIC読み取り部が横倒しで読み取り完了/エラー警告ランプが付いていなかった他、本体記載文字の字体等が異なっていた。 (自主運行等の小型車、中型車、2011年・2012年導入の大型車を除いた)全てのコムニバス・大型車には乗車口左右両方に整理券発券器が完備されており、2列乗車制となっている。遠鉄バスでは始発であるか、支払方法が現金・ETカード・おかえりきっぷなどの乗車票・一日乗車券・特別乗車券であるかなどにかかわらずICカードを乗車用リーダーにタッチする場合を除き整理券が必須となっている。ICカード以外で整理券を取り忘れてしまうと運賃箱に現金他を投入してもピンポン音が鳴らず精算扱いとはならず整理券投入待ちとなってしまう為乗車場所を乗務員に申告する必要がある。ただしシャトルバスなどでは運賃箱が均一料金設定で整理券が発行されない場合、また先払い方式や地上での乗車券回収方式などで整理券を使用しない場合がある。またく・る・るや小林駅日赤病院線の日野ポンチョにも整理券発券器は装備されているが均一料金のため通常時カバーがかけられており使用しない。
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