数字を指定する遊び
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 11:23 UTC 版)
「手を用いた遊び」の記事における「数字を指定する遊び」の解説
2人以上で行う。中国から渡って来た「数拳」という遊びに似ている。(→拳遊び) この遊びの名称は地域や人によって違い、せの、せのじ、いせのせ、いっせーのーで、いっせーのーせ、いせので、いっせっせ、ちゅんちゅん、ちょんちょん、ちっち、ルンルン、あおざめ、せっさん、たこたこ、バリチッチ、チーバリ、そろばん、ジンチ、うー、んー、指スマ、命令対象 などたくさんある。これらの名称は遊戯時の掛け声に由来するものが多いが、この遊びと同一または類似した遊びを用いていたテレビ番組に由来するものもある。 ルール 先攻を決め、3人以上なら時計回りに行うか反時計回りに行うかを決める。 参加者が向き合い(あるいは円になる)、両手をじゃんけんの「グー」を縦にした形で前面に出す(親指が上になるように出す)。 自分の番が来たら、「いっせーの○(○は、0 - 全プレイヤーの親指の合計本数のうちの任意の数字)」などの掛け声を言う。それと同時に各参加者は任意で0 - 2本の親指を立てる。 立った親指の合計数が、指定した数に同一ならば数字指定者は片手を下ろすことができる。下ろした手はゲームに参加しない。 次のプレイヤーが3 - 4の動作を行う。終わったら、また次のプレイヤーが3 - 4の動作を行う、というふうにこの動作を繰り返していく。 先に両手とも下ろせた者から上がりとなる。 しかし、地方によっては親指だけではなく、10本の指を使う場合もある。 前述のとおり、掛け声は多様である。主なものは、「いちにーの ○!」、「いっせーのーで ○!」、「いっせーのーせ ○!」、「いっせーのー ○!」、「いっせっせーのーで ○!」「チッチッチッチ チーバリチッチ ○!」、[せっさーん ○!」、「たこたこ ○!」、「ルンルン ○!」、「スパルターン ○!」、「ギンギラギンの○!」、「チーバリ ○!」、「そろばん ○!」、「ジンチー ○!」、「ちっち〜の○」、 「指スマ○!」「せのじが○!」など。 他にも掛け声の後に数字の代わりに「コンクリート」や「ガム」などと言った特殊効果をもった掛け声もある。 ゴールド 全員が両手の指をあげたら上がれる シルバー 全員が片方の指を上げたら上がれる ブロンズ 全員が指を上げなければ上がれる ガム(コンクリート) 上げなかった指が硬直状態になる。 セメント 上げた指が硬直状態になる。 リフレ セメント、ガムの効果を無くす。(じゃんけん等によって成功、失敗が分かれるルールも存在する) ボンバー 全員が上げれる全ての指が上がったら上がれる。 そのほか、チャーハンやマツコなど様々な言葉が存在する。
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