政治との関係について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:41 UTC 版)
「全日本民主医療機関連合会」の記事における「政治との関係について」の解説
全日本民医連内、各地方の民医連内には歴史的経緯から年配の職員には日本共産党の党員も少なくなく、加盟医療機関内に同党支部(いわゆる職場支部)や有志後援会が組織されているケースもあり、病院内の売店で同党の機関紙の「しんぶん赤旗」を販売していることや待合室に同紙が置かれていることもある。同紙にはしばしば民医連に加入している医療機関等の求人広告が載せられている。全日本民医連会長鈴木篤は、「全日本民医連有志日本共産党後援会」代表世話人を努める 他、名誉会長高柳新は、日本共産党から参議院議員選挙に立候補の経験がある。 なお、2003年に肥田泰会長(当時)は、民医連として特定政党の支持を職員に強制することはないとしており、憲法の定める政治活動の自由を保障している。民医連は自身の理念や行動について、「党派性を指摘する人もいるが、医療政策が一致すれば、どの政党とも協力する」(事務局長) としており、実際、民医連が実行委員会を構成する集会 に於いては、与野党に関わらず国会議員の出席を要請している。民医連が行った看護師を増やすよう求める請願は、日本共産党・民主党・社民党の3党議員が紹介議員となっている。 小池晃日本共産党書記局長は1998年初頭に民医連理事に就任。7月26日の第18回参議院議員通常選挙への出馬を日本共産党から依頼されて、出馬した。その後に日本共産党の将来の党中央指導者の者が就くポストである書記局長にまで登り詰めている。 全国労働組合総連合(全労連)の加盟団体であり、地方組織である都道府県民主医療機関連合会と直接加盟医療機関をもって組織する。全日本民主医療機関連合会に加盟する病院・診療所にある労働組合と、医療生活協同組合にある労働組合で民医連・生協部会を構成し、全国8ブロックから運営委員を選出し、本部の担当者と一緒に年4回程度委員会を開催している。
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