放送・通信環境
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 06:58 UTC 版)
放送 テレビの地上アナログ放送に関しては、立地から他県局電波の受信状態が良好で、他県で先行放送された番組に関しては本土よりも先に見ることができたという。しかし、県内波については出力の都合から本村地区の一部を除き萩中継局のある田床山からの電波が届きにくいため、のちに宇津地区と本村地区の小高い山にミニサテライト局が設置され、クリアに受信できるようになった。ただしこの時点で設置されたのはNHKとKRY、TYSのみ。FM3波とYABアナログ波に関しては設置されていない。ただし、FMのうち、エフエム山口はradikoが使用できる環境であれば聴取可能。また、KRYラジオも同様である。 地上デジタル放送については、2007年(平成19年)11月に本土側の萩市が地上デジタル放送対応になったのと時を同じくして見島もデジタル化された。また、2009年(平成21年)末に入ると見島2局のミニサテライト局もデジタル対応となり、これを機にYABがデジタル新局として開局している。 なお、萩市内であるが、見島全域は萩テレビ・萩市総合情報施設のエリア外となっている。 通信 インターネット環境については、NTT系のADSL(フレッツADSL)が利用できる。光ファイバー回線や他社のADSL回線は通じていない。 携帯電話はNTTドコモ、auの2社が島内最高地点のイクラゲ山に、SoftBankが本村集落に程近く小高い丘に中継局を建てている。本村においてはほとんど死角になる場所がなく安定した通話音質で会話することができるが、宇津には電波が届かないのが現状である。
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