改良工事の詳細
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 17:08 UTC 版)
事業の詳細は以下のとおりである。 工事は2007年10月から2013年3月にかけての5年半を予定(駅周辺部を含む)。 神戸市が建設中のミント神戸からさんちかに連絡する地下通路の開設に合わせて、東側(大阪梅田方面)にも改札口を新設。 東西の各改札口につながるエレベーターの新設。 現在の西改札口をセットバックさせて同付近のスペースを拡大。 駅排煙設備の新設。 降車ホームを廃止した上でホームを拡幅・延長(近鉄車両6両編成に対応)し、現在の2番線を折り返し線、現在の3番線を山陽姫路方面行き線とする。 工事は順調に進み、2010年9月末頃から2011年6月頃にかけて旧トンネルを撤去し、その後は東西改札口やホームの工事に本格的に取り掛かった。2011年7月22日をもって3番線降車ホームが廃止された。翌23日には2・3番線ホームが東側へ延伸され、ホーム幅も拡張されて暫定的に3番線が東端に移動と同時に構内配線も変更した。東改札口は上記の通り2012年3月20日より使用を開始した。 2012年6月2日にはそれまで折り返し線であった3番線を下り(明石・姫路方面)本線へ接続、下り本線だった2番線を折り返し線とし、同時に西口階段が移設された。乗り場が根本的に変更されたのは1936年以来76年ぶりのことである。2013年3月20日、予定通り完了した。
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