改名遍歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 18:07 UTC 版)
「古今亭志ん生 (5代目)」の記事における「改名遍歴」の解説
5代目志ん生は幾度も師匠替え・改名をしていることで有名である。度重なる改名の背景には、借金から逃亡する目的と一向に売り出せない状況の打破を願う意味があったと言われている。改名遍歴には諸説あるが、ここでは一般的に知られている遍歴を記載する。 番号年月名前注11905年(明治38年) 三遊亭盛朝 天狗連時代 21910年(明治43年) 三遊亭朝太 31917年(大正6年) 三遊亭圓菊 二つ目 41918年(大正7年) 金原亭馬太郎 6代目金原亭馬生後4代目古今亭志ん生門下 51920年(大正9年) 金原亭武生 61921年(大正10年)9月 金原亭馬きん 真打 71924年(大正13年)11月 3代目(本来5代目)古今亭志ん馬 81925年(大正14年)4月 小金井芦風 3代目小金井芦州門下で講釈師となる噺家との兼業 91925年(大正14年)9月 3代目(本来5代目)古今亭志ん馬 噺家専業に戻る 101925年(大正14年)9月 古今亭馬きん 111926年(大正15年)4月 古今亭馬生 121927年(昭和2年)1月 柳家東三楼 初代柳家三語楼門下 131927年(昭和2年)11月 柳家ぎん馬 141928年(昭和3年)5月 柳家甚語楼 151930年(昭和5年)9月 隅田川馬石 161930年(昭和5年)10月 柳家甚語楼 171932年(昭和7年)7月 3代目(本来5代目)古今亭志ん馬 181934年(昭和9年)9月 7代目金原亭馬生 191939年(昭和14年)3月 5代目古今亭志ん生 4代目古今亭志ん生は「志ん生」襲名のわずか1年後、ガンで没した。「志ん生」を襲名した歴代の落語家はみな早死にしているとされるため、5代目を襲名する際に危惧する声が上がったが、5代目志ん生は「5代目は長生きして看板を大きくすれば良い」と取り合わなかったという。
※この「改名遍歴」の解説は、「古今亭志ん生 (5代目)」の解説の一部です。
「改名遍歴」を含む「古今亭志ん生 (5代目)」の記事については、「古今亭志ん生 (5代目)」の概要を参照ください。
- 改名遍歴のページへのリンク