撮影による検診(モアレ検査・モアレ撮影)の方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:04 UTC 版)
「脊柱検査」の記事における「撮影による検診(モアレ検査・モアレ撮影)の方法」の解説
モアレ式体型観察装置(モアレトポグラフィやモアレルックなど)を用いて撮影が行われ、例として撮影前は次の手順で行われる(撮影後は逆の手順)。待機場所の部屋と撮影場所の部屋は直接行き来が出来る様になっており、待機場所と撮影場所が同一部屋の場合はカーテンや衝立などで場所を区切っている。また、モアレ式体型観察装置を搭載した検診車の車内で撮影が行われる場合もある。 予め、下記Aの姿になっておく。 下記Aの姿で待機場所に入り、下記Bの姿になる。 下記Bの姿で1人ずつ撮影場所に入り、裸足で撮影板に向かって撮影台上の所定の位置に立つ。 下記Cの姿で「気をつけ」の体勢となり、後方から首から尻上部の背面部分が撮影される。 撮影時間は1人あたり1分程度。 プライベートゾーンを露出するため苦痛になりやすが、自然な状況を求めるため、力を抜き、楽にする必要がある。 撮影場所の外から撮影をすることがある。 撮影による検診の姿ボトムス(男女共通)トップス(男子)トップス(女子)その他(男女共通)A撮影直前まで体操着の短パン(ハーフパンツやショートパンツなど)とパンツ(下着)各1枚のみ着衣の姿体操着の短パンを着用せずに代わりに体操着のトレーニングパンツを着用して撮影が可能な場合はトレーニングパンツの裾を2・3回捲り上げておく。 体操着のトレーニングシャツまたは体操シャツどちらか1枚のみ着用(下着は無し)の姿または着衣無し(裸)。 体操着のトレーニングシャツまたは体操シャツどちらか1枚のみ(下着はブラジャー1枚のみまたは無し)着用の姿。ニプレスなどが必要であれば着用しておく(着用して受診できない場合もある)。 ポケットに物が入っている場合は全て取り出す。靴下は脱いでおく。髪の長い人は髪で首より下の背面が隠れないようにまとめておく。 B直ぐにCの姿になれるように、体操着の短パンまたはトレーニングパンツに腰紐が付いている場合は下にずれない範囲内で紐を緩めておく。体操着のトレーニングパンツを着用して撮影が出来ない場合や体操着以外の衣装を着用している場合はパンツ一丁になる場合がある。 着衣無し(裸)。 着衣無し(裸・トップレス)、何れかの方法で乳房を隠す。(可能な場合)手・腕と胸(乳房)の間に脱衣した被服やタオルなどを挟む。 (可能な場合)タオルを羽織ったり上半身に巻く。 (上記何れも不可能な場合)手ブラ・腕ブラをする。 C撮影直前・撮影中着衣が尾骨が見えるように尻の上部が露出するまで下げた状態。 ニプレスなどを着用している者を除いて着衣無し(裸・トップレス)で羽織ったり上半身に巻いていたタオルを外し、「気をつけ」の体勢になる。
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