撮影の中断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 09:44 UTC 版)
当初、アメリカ側のキャストの諸費用はアンバサダー(ドン=シャープ)、日本側のキャストおよびスタッフは東宝、製作費(公称3億6,000万円、実質2億8,900万円)は折半として契約がまとまり、『海底大戦争 -緯度ゼロ-』の仮題で製作発表された。撮影が始まって2週間後には、ドン=シャープ側の資金調達が困難となり、最終的にドン=シャーププロが倒産してしまった ため、撮影が一時中断された。ドン=シャープ側が支払うべきギャランティーと製作費をすべて東宝が負担することで撮影を再開し、完成させることになった。製作費の大部分はアメリカ側キャストのギャラであり、1969年(昭和44年)製作の東宝映画では、この作品の直後に公開された戦争大作『日本海大海戦』の予算を大幅に超える結果となった。最終的に東宝が自社資金で制作したことから、日本国内では東宝単独での製作・配給として公開された。
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