摩多羅(またら)一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 15:17 UTC 版)
摩多羅 木通(またら あけび) 摩多羅一族の女棟梁。18歳。見るだけで人の体温を死人のように低下させ、体内に存在する分解酵素を活動させ生きたまま身体を腐敗させる。 膚 主膳(はだえ しゅぜん) 副棟梁。五十がらみ、太り肉、見るからに福相の男。刀術の達人。死のプロセスを停止させることで、致命傷を負っても復活する。 守宮 一角(やもり いっかく) 小柄で痩せているが、その手足だけが何か別種の生き物でもあるかのように異様に大きく、どこか爬虫類のような印象の男。足裏の強い吸着力で、壁や屋根裏を這う。 祈祷 十兵衛(きとう じゅうべえ) 三十がらみの男で、蓬頭垢面。痩せて、顔色が悪く、このうえもなく陰気な顔つきをしている。自分の体内に寄生する自殺誘導寄生虫を敵に寄生させて自殺に追い込む。 双 伴内(ふたつ ばんない) 皺は深いが、まずは尋常な、実直そうな中年男。まるで子供のように小柄。右の肩から首筋にかけて隆起した肉に一つの顔が付いている。普通の顔の半分ぐらいの大きさで、唇らしいものはあるが、目鼻はなく、人間の皮膚と髪の毛で覆われている。この肉の隆起にもう1つの人格、一(ひとつ)伴内をもつ。 疾風 隼人(はやて はやと) 見るからに野生児ではあるが、その剽悍さの中にある種のすがすがしさのようなものが感じられる14歳の少年。山刀を投げてかまいたちを起こす。 飾毛(かざり) 童女のように小柄で、その体がしなやかに細い、白髪の少女。その言動は童女のようにあどけない。体重は30キロをわずかに上まわる程度。飼っている無数の蜘蛛から採取した糸-なかでも蜘蛛が自分の体を支える牽引糸-を編みあげた薄布を何重にもまとって天女のごとく宙を舞う。
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摩多羅一族
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聖山、日光山を本拠にかまえる幻法者の一族。摩多羅神を奉じ、“生”をつかさどる。
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