摩多羅神との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 18:20 UTC 版)
摩多羅神(またらじん)のシンボルが茗荷だという説がある。摩多羅神は天台宗の円仁が唐から持ち帰った神で比叡山延暦寺やその末寺で祀られ神社や寺で祀っている所も多い。(伯耆の大山寺、出雲の鰐淵寺、出雲大社、日光東照宮など。)日光東照宮に摩多羅神が祀られたことから祭礼の御輿にはすべて茗荷紋が付いている。日光東照宮で用いられる前は限られた家が使っているだけだったが、これ以降茗荷紋が広まった。 摩多羅神は秦氏の総鎮守の大酒神社(おおさけじんじゃ)(今は太秦の広隆寺)の祭りの神である。秦氏の所縁が深いせいか、藤原氏系統にこの紋が多い。
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