探索編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:16 UTC 版)
「トワイライトシンドローム」の記事における「探索編」の解説
はじまりの噂 雛城高校二年のユカリは、見ず知らずの一年後輩・ミカに誘われ、真夜中の旧校舎を探検する羽目になってしまう。ミカの話によれば、真夜中の旧校舎の女子トイレにはおかっぱ頭の少女の霊が現れるという。ユカリは、ミカの他に、霊感を持つ幼馴染・チサトを誘い、旧校舎の探検に出発する。 第一の噂 心霊写真量産公園 友人・キミカが持ち込んできたある心霊写真に、ミカは興味を覚える。“居の頭公園”で撮影されたその写真には、被写体であるキミカとその恋人の首を、まるで断ち切るかのような赤い光線が写りこんでいた。ミカに問題の写真を持ち込まれてしまったユカリとチサトは、その写真が本物の心霊写真であるか否かを確かめるため、夜の公園を探検する事になってしまう。 第二の噂 音楽室のM.F 雨が続くある土曜日、雛城高校の音楽室で、ある女子生徒が首を吊って自殺を遂げた。自殺した女子生徒・フジタマユミは噂によれば、音楽教師・奥野龍一と密かに交際していたという。同じく教育実習生の北村カズヤと密かに交際しているユカリは、複雑な思いを抱きつつも、ミカ、チサトと共に、フジタマユミの霊が音楽室に現れるという噂の真偽を確かめる事になった。 第三の噂 最終電車 フジタマユミに関する騒動を期に生じ始めたカズヤとのすれ違い、そして母親とのギクシャクした関係にやりきれなさを覚えたユカリは、気分転換のためにミカへ声をかける。ミカが最近仕入れた噂によれば、村山台駅ではここのところ、不自然な死亡事故や自殺が続発しているという。心霊写真を撮影したいというミカに付き合って、ユカリ、そしてチサトは深夜の駅に忍び込む。 第四の噂 雛城高校の七不思議 友人から自身が仕入れる噂の信憑性を疑われたというミカが、またもユカリやチサトの元に怪しげな噂を持ち込んできた。ミカは探検によって噂が真実である事を証明し、友人達を見返してやりたいようで、ユカリとチサトもそれに付き合う事を承諾する。今回の探検の目的は、雛城高校に存在するという七不思議を確かめる事であった。 もうひとつの噂 図書室の机に、文通相手を募る落書きを発見したミカは、友人達と共に面白半分で机に返事を書き始めた。 最初は悪戯心で始めた机上通信であったが、友人達が飽きてしまった後も、ミカはなぜかやめる事ができず、S.Hと名乗るその文通相手と机越しのやり取りを続けていったのだが、やがて、S・Hからの返事にだんだん不穏な気配が漂い始めた。
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