採択された条約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/14 20:17 UTC 版)
国際法委員会は、国連における国際法の法典化のための重要なフォーラムの一つである(ほかに国連人権委員会、宇宙平和利用委員会などのフォーラムがある)。国際法委員会が作成した条約の草案は、国連総会に送付された後、各国代表を招集して開催される外交会議で採択される場合と、直接総会によって採択される場合がある。 国際法委員会が起草して採択された条約には、次のようなものがある。 外交関係に関するウィーン条約(1961年ウィーンで採択) 領事関係に関するウィーン条約(1963年ウィーンで採択) 条約法に関するウィーン条約(1969年ウィーンで採択) 外交官も含む国際的に保護される者に対する犯罪の防止及び処罰に関する条約(1973年総会で採択) 条約に関する国家承継に関するウィーン条約(1978年ウィーンで採択) 国家の財産、公文書及び債務に関する国家承継に関する条約(1983年ウィーンで採択) 国と国際機関との間又は国際機関相互の間の条約法に関する条約(1986年ウィーンで採択) 国際水路の非航行利用に関する条約(1997年総会で採択)
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