捏造を認め、二度目の謝罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:07 UTC 版)
「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の記事における「捏造を認め、二度目の謝罪」の解説
朝日が謝罪記事を掲載しても、15日のテレビニュースを見た読者からは「長年信頼していたのに裏切られた思い」など、抗議が相次いだ。 「もともとサンゴには傷があった」とする朝日の釈明に対し、ダイビング組合は「そんな落書きは見ておらず明らかにでたらめ。現場は組合員なしでは行けず、落書きがあったとすると組合の汚名になる」と反発した。 朝日の調査報告によると、一柳社長は16日の編集局会議の席上、「社の責任で早急に調査するように」と命じ、直ぐに編集局次長が西表島に向かった。編集局次長は「「K・Y」の文字は朝日のカメラマンによる自作自演の疑いが非常に濃い」とするダイビング組合の主張を信用せざるを得ないと判断。一方、本田は「前からあった傷をなぞっただけだ」との主張を変えなかったが、朝日は「カメラマンが無傷の状態であったサンゴに文字を刻み付けた」と結論づけた。 5月20日、朝日は「サンゴ写真 落書き、ねつ造でした」と題する社告を朝刊一面に掲載し、再び謝罪した。
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