成城みどり【セイジョウミドリ】(野菜)
登録番号 | 第5193号 | |
登録年月日 | 1996年 10月 15日 | |
農林水産植物の種類 | 在来なたね | |
登録品種の名称及びその読み | 成城みどり よみ:セイジョウミドリ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 10月 16日 | |
品種登録者の名称 | 安藤淳夫 | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区大蔵5丁目9番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 安藤淳夫 安藤義子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は「城南小松菜」,「ターサイ」,「チンゲンサイ」及び「静岡在来黒葉系」を育種素材として育成された固定品種で,葉形が円で葉色が濃く,葉の光沢が多い品種である。 草姿は立,草丈はやや高,子葉の大きさは大,胚軸の色はやや濃緑,分げつ性は無である。葉数はやや多,葉形は円,葉長は中,葉縁の切れ込みは全縁,葉色は濃緑,葉面の着色は無,葉の光沢は多,葉面の毛じは無,波うちは少,葉縁の波うちは無,葉肉の厚さは中である。葉柄・中肋の形は半円状,幅はかなり狭,基部の幅は狭,色は淡緑である。種子の大きさは中,色は褐,早晩性はやや晩,抽だい性及び高温期栽培適応性は中である。 「城南小松菜」と比較して,葉形が円であること,葉色が濃いこと,葉の光沢が多いこと,葉肉の厚さが厚いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(世田谷区大蔵)において,「城南小松菜」に「ターサイ」を昭和63年に交配して得られた選抜系統と,「城南小松菜」に「チンゲンサイ」を63年に交配して得られた選抜系統とで,平成元年に集団採種を行った。その選抜系統と,「静岡在来黒葉系」に「城南小松菜」を元年に交配して得られた選抜系統により集団採種を2年に行い,以後系統選抜を重ね,5年に目標とする特性を有しているのを確認して育成を完了した。 |
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