愛憎戦士 カミーラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:09 UTC 版)
「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」の記事における「愛憎戦士 カミーラ」の解説
三巨人のリーダー格であり、かつてのティガダークの恋人。変身する時は、金色のスパークレンスを使う。頭が切れる策略家。必殺技は右腕から放つ氷の鞭カミーラウィップと氷剣アイゾード。他にも、素手で敵の攻撃を防御するプロケアテクト(劇中未使用)、空中浮遊能力も用いる他に幻覚を見せるなど様々な特殊能力を持つ。また、人間体時は電撃を使い、これでユザレのタイムカプセルを破壊し、イルマを跳ね飛ばした。 かつて自分が愛した闇のティガ(ティガダーク)をよみがえらせるべく、ダイブハンガー内に他の2巨人とともに現れ、ダイゴに闇のスパークレンス(ブラックスパークレンス)を手渡す。そしてダイゴにテレパシーで破滅のメッセージを伝え、ルルイエへといざなうが、彼女の意と反して、ダイゴは正義の心を持ったままティガダークへと変身した。 ティガに他の2巨人が倒され、ティガが徐々に光を取り戻していく中、自らも変身してティガと対峙する。その戦いの中、ついにティガが完全に光を取り戻し、さらに今のティガには愛すべきものがいると分かり、彼女の愛憎と嫉妬は頂点に達し、ルルイエ上空においてデモンゾーアへと変貌する。一度はティガを倒すものの、完全に朽ち果てたと思われた巨人たちが光を与えたために復活したティガに敗れる。「光、私も欲しかった」と言い残し、かつて自らが愛したティガ(ダイゴ)の手の中で、静かに息を引き取った。 丸山が手掛けた初の女性ウルトラマンで、猫耳をアレンジしたボブカットの頭部に、涙の迹をイメージした頬のラインを入れており、人間体でも同様の頬のラインを入れている。 スパークレンスはティガのものの改造。人間体のヘアメイクは、変身後の頭部の飾りと頬の涙の痕を共通の要素として入れている。 脚本を担当した長谷川圭一は、カミーラのコンセプトを「美しい敵」としているが、『ウルトラマンガイア』終盤に登場するゾグでも同様の提案をしていたため、神々しい「静」のイメージのゾグに対しカミーラを攻撃的な「動」のキャラクターとしている。 初期脚本「光よ、永遠に」では北極海に現れ、ルルイエの巨人像と一体化するという展開であった。 映画『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』では他の怪獣と共にウルトラマンキングの誕生日を祝福する。 漫画『酩酊!怪獣酒場2nd』では、第36話にダークルギエルによってスパークドールズに変えられた状態で登場する。 『小説 ティガ・ダイナ&ウルトラマンガイア 超時空のアドベンチャー』ではルルイエでティガと交戦し追い詰めるが、突如現れたアドベンチャー号に気を取られた隙をつかれ反撃を受け倒された。
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