愛ある朝食
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 05:36 UTC 版)
対決前に栗田から、今回は山岡の協力なしで一人でメニューを考えると提案。栗田は、おチヨから山岡の母が作っていた朝食を教えられるとともに、それを超えるメニュー作りを決意する。先攻の究極側のメニューは牛乳、野菜サラダ、紅茶、コーヒーといった平凡なメニューが続くが、焼きたてのパン、国産夏みかんのマーマレード、そして作りたて鮮度抜群のバターで審査員を驚かせ、自家製のヨーグルトで締めくくる。至高側は、第一に天然水、そして米の飯、豆腐の味噌汁、焼き海苔、大根の糠漬け、ほうれん草のおひたし、アジの干物、ゆで卵、梅干しと和風の朝食を用意する。そしてこれは関東地方の朝食の一例であり、栄養的に釣り合いがとれていれば、自分の育った土地の伝統的な朝食が最良の朝食であるという考えを示す。また、環境破壊や食物資源の減少から現在では用意することは難しくなっていることも指摘する。栗田はそのような視点を欠いた自分の考えの浅さから、負けを覚悟するが、究極側に至高側のような視点が欠けていたとは判断されず、暖かい愛情のこもった焼きたてのパン、作りたてのバターに日本社会が目指すべき回答が込められていると解釈され、結果は究極側の勝利となった。対決後、パンとマーマレードは山岡の母の料理であったこと、そこに作りたてのバターを加えることで一枚上をいった朝食を作ったことが海原雄山とのやりとりで明らかとなった。
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