性風俗用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 07:53 UTC 版)
1990年(平成2年)頃から、児童ポルノ(チャイルドポルノ)、18歳未満の年少者を題材としたアダルト系作品が日本国内外で問題となった。 1999年(平成11年)に児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(通称・児童ポルノ法)が公布・施行されたことで、アダルトビデオやアダルトゲームなどの性風俗業界では、自主規制の一環として「女子高」「女子高生」「女子高校生」といった「18歳未満も含まれうる」言葉を用いないことが多くなり、代替として、女子高生の同音異義語である「女子校生」を用いることが多くなった。作品によっては、(飛び級が認められない限り)18歳以上であることが明らかな「女子大生」を用いることもある。ただし、高校生には「18歳以上」の者も含まれるため、アダルトDVDには女子高生という表記の作品も存在する。 淫行条例等はもともと18歳未満(17歳以下)が対象であり、2022年4月1日以降の成人年齢引き下げ後の未成年者略取誘拐罪は18歳・19歳が客体対象から外れたため、現在において高校生や制服を性対象として見ることを悪とする法的根拠は存在しない。「大人として扱うこと」には「性の自己決定権を認めること」を含んでいるので自由と保護は相反するのである。実際に18歳の女子高生との性的行為は合法である。また、女子校生にも18歳未満(17歳以下)が含まれるため、自主規制自体意味がないともいえる。 アダルトビデオ、アダルトゲームなどの性風俗業界全般では、女子校に通っている女子生徒に限らず、共学校に通っている女子生徒でも「女子校生」という言葉を用い、「JK」と略して呼ばれることもある(Joshi Kousei の頭文字から。ただしアダルト以外の文脈でも女子校生または「女子高生」の意図でそう略されることがある。)。
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