性風俗店通いスキャンダル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 10:24 UTC 版)
「カール16世グスタフ (スウェーデン王)」の記事における「性風俗店通いスキャンダル」の解説
2010年11月、カール・グスタフが不倫や性風俗店に出入りしていたとする内容の暴露本“Carl XVI Gustaf – Den motvillige monarken”(カール16世グスタフ-嫌らしい君主)が出版され騒動となったが、プライバシー重視の国柄もあって騒ぎは一段落していた。 しかし2011年5月、証拠とされる裸の女性2人と一緒に撮影した写真をユーゴスラビア出身のギャング・ミレ・マルコヴィッチを仲介して買い取ろうとしたことが発覚してスキャンダルが再燃。カール・グスタフ本人は、性風俗店への出入りともみ消し工作への関与を否定し、「退位するつもりはない」と表明した。これにより、地元メディアでは「国王の信頼は失墜した」として退位を求める論調を出し、2011年半ばによる世論調査ではスキャンダル再燃前と比較して国王支持派は64%から44%に減少した。 2011年12月、スウェーデンの大衆紙・エクスプレッセンは証拠とされる写真は1976年にシルヴィア王妃とともにテレビ番組に出演する国王の画像から盗用し性風俗店内の裸の女性の写真にデジタル修正を施したと証明され、マルコヴィッチは以前にもセレブを強請するためにこれと似た行為をした事があると曝け出した。 スウェーデンの法律では売春は合法となっているが、買春は違法となっている。
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