心理論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 01:44 UTC 版)
「インナーチャイルド」「アダルトチルドレン」というトラウマ理論を説く。胎児のころから母親にいらない子だと言われ、母に嫌われないために感情を殺して生きてきたと述べており、1986年に患った難病の源には「母に認められなかったがために、上司に誉められると嬉しくて、体のことも考えずに頑張り続けてきたインナーチャイルド」がいたという。レメディー投与により、「男社会であること、実力があってもコネがないとできないこと、貧乏人に対する社会の目、個性的な人に対する村八分的な態度」といったずっと抱いてきた憤りを吐き出すことで、インナーチャイルドに翻弄された人生が終わり、病気は快方に向かったと述べている。人間が感じる怒りや悲しみ、不幸は、「幼い時に愛されずに傷ついた内なる子ども(インナーチャイルド)」のせいであるとしている。自分の過去から、インナーチャイルドの問題はライフワークであると述べている。 多くの難病の原因に、日本人がもつ「罪悪感」や「自己卑下感」などインナーチャイルドがあると見做している。 由井は、インナーチャイルドの意味と癒しの技術を学ぶこれからの時代に有利な資格として、2012年にインナーチャイルドセラピストの講座・資格を設けている。
※この「心理論」の解説は、「由井寅子」の解説の一部です。
「心理論」を含む「由井寅子」の記事については、「由井寅子」の概要を参照ください。
- 心理論のページへのリンク