往復ビンタ事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 09:24 UTC 版)
2017年8月20日に世田谷パブリックシアターで行われた中学生ジャズバンドの演奏中、日野はドラム担当の生徒の髪をつかんで引っ張り回し、往復ビンタを浴びせるという暴行事件を起こす。報道陣の取材に対し、被害を受けた中学生とは“父と息子のような関係"と言い、「(往復ビンタなんて)嘘だよ。ちょっと軽く触っただけ。血も出ていない」「俺とあいつは、父親と息子なわけ。他の生徒には絶対に手を上げない」「ヤツの心を立て直してやらなきゃという思いがある。だから、これからもお客さんの前だろうがどこだろうがやるよ。ビンタもね。アントニオ猪木の方が数段痛いと思うよ」と自身の行動を正当化。さらには集まった報道陣に対し「あんたたちがこういうことやって日本の文化をダメにしてるんだよ」「あなたたちは俺をいじめてるけど、本当は彼(中学生)をいじめてるんだよ。お前らが騒ぐほど、ヤツは忘れられずに何年も苦しむことになる。それをよく考えて」と持論を展開した。コンサートは一般料金で大人が4,500円、4歳から高校生までは2,250円の入場料がかかっていた。参加者からは「お金を払って観に行ったのに体罰を見せられて気分が悪い」「教育委員会主催なのに子ども達の教育に悪い」「自分の子どもの練習の時に暴力を振るわれていたのではないか?」などの意見が寄せられた。週刊文春は動画を入手しており、2017年8月31日発売の週刊文春でも取り上げられた。なお、当該生徒は現在 椿三期として活動しており、日野との仲も良好なようである[要出典]。
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