形態と分布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/20 07:21 UTC 版)
甲子塔は殊に東日本に多く、60年に一度の甲子年に数多く造立されている。長野県上伊那郡箕輪町における石造物悉皆調査によれば、甲子年である1864年(元治元年)に8基、1924年(大正13年)に27基、1984年(昭和59年)に33基造立されており、町内の甲子塔の総数78基のうち9割近くが甲子年に造立されている。 文字塔と刻像塔に分類され、文字塔では自然石に大きく「甲子」や「大黒天」と刻むものが多く、刻像塔には大黒天が刻まれる。日蓮宗系の甲子塔には、題目塔を兼ねた題目甲子塔(だいもくこうしとう)もある。 甲子塔は庚申塔と並んで路傍に立っていることがあり、刻まれた人名によって同じ講中が庚申待と甲子待の両方を行っていたと判明することがある。また、神職や修験者と考えられる人名が刻まれていることもあり、これらの宗教者が甲子待を指導していたこともうかがわれる。
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形態と分布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 10:06 UTC 版)
出羽三山供養塔は、「湯殿山」のみを刻むものと、「月山」「湯殿山」「羽黒山」の三山を刻むものに大別することができる。
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形態と分布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 12:53 UTC 版)
巳待塔は関東・東北地方に集中して分布し、自然石の文字塔が多いほか、刻像塔や梵字巳待塔が存在する。神奈川県藤沢市江の島には、1741年(寛保元年)に江戸本所の講中が造立した巳待灯籠がある。
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