当せん金を受けるまでの過程
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 03:21 UTC 版)
「スポーツ振興くじ」の記事における「当せん金を受けるまでの過程」の解説
totoの当せん金(賞金)受け取りは原則として当該回の指定試合終了から2日後(土・日曜・祝日が間に入る場合はその翌営業日)からの1年間である。当せん金の受け取りはそれぞれ一部を除く信用金庫とtoto販売店、セブン-イレブン(当せん金15,000円以下)で行われる(以前は宝くじや公営競技とは異なり販売店での受け取りはできなかった)。 当せん金の受け取りに際しては、投票券と年齢が確認できる身分証明書類(運転免許証、パスポート、健康保険証、住民票記載事項証明書や戸籍抄本など。写真付きのものがあればなおよい)を必ず持参する(10万円を超える当せん金の場合は印鑑も同時に持参する)。 当せん金が10万円(信用金庫では50万円)以下の場合はその場で受け取ることができるが、信用金庫を除くtoto特約店での受け取りは店舗により受取金額に上限が設定されている場合があるので、事前に公式サイトの店舗検索で確認する必要がある。 当せん金が10万円(信用金庫では50万円)を超える場合、受け取ろうとする信用金庫または販売店で投票券を一旦預かり、所定の手続きを行った上で後日(土日祝日を除く通常2週間=12営業日以後)、信用金庫の場合は窓口で直接受け取るか、受取人が指定した銀行等の口座もしくはゆうちょ銀行の口座への振り込みを行う。販売店の場合は受取人が指定した銀行等の口座もしくはゆうちょ銀行の口座へ振り込む。いずれの場合も振り込みでの受け取りは、当せん金額から振込手数料(銀行等への口座は216円、ゆうちょ銀行への口座は30円)が控除される。 ただし、クレジットカード、ネット銀行(2020年2月現在、楽天銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、auじぶん銀行)、Yahoo! JAPAN、楽天、KDDI、市中銀行(2021年12月現在、三井住友銀行)の会員は全て当せん金額に関わらず、あらかじめ本人が登録している銀行口座への振り込み(土日祝日を除く通常3営業日後)で受け取る。(この場合振込手数料はかからない。) なお、2008年3月に施行された「犯罪による収益の移転防止に関する法律」の規定で、10万円を超える当せん金を現金で受け取る場合には、更に写真付きの本人確認書類(運転免許証、パスポート、顔写真入りの住民基本台帳カード、個人番号カード(個人番号通知カードは不可)、在留カード、各種福祉手帳)の提出と所定の書面への記入が必要となる場合もある。 なお、主催者直売に移行した関係上、2005年度開催分の受け取りに関しては2006年1月以降は直接の受け取りは出来なくなり、上記と同じ手続き方法での受け取りを行うこととなった。
※この「当せん金を受けるまでの過程」の解説は、「スポーツ振興くじ」の解説の一部です。
「当せん金を受けるまでの過程」を含む「スポーツ振興くじ」の記事については、「スポーツ振興くじ」の概要を参照ください。
- 当せん金を受けるまでの過程のページへのリンク