当せん金品の支払
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 08:29 UTC 版)
当たった場合の当せん金の受け取りは、みずほ銀行本支店のほか、1万円(「5万円マーク」を掲示している売り場においては5万円)以下であれば、宝くじ売り場(宝くじを販売している郵便局の場合その郵便局で販売された全国自治宝くじのみ。数字選択式の場合は、数字選択式を発売している売り場)でも当せん金を受け取ることができる。 1万円超の場合は券面の所定欄に住所と氏名を記入し、50万円以上の場合は身分証明書、100万円を超えると印鑑が必要となる(後述)。また、その日のうちに受け取れるのは100万円までで、それを超える場合は手続きの都合で、受け取りまでに数日かかる。 また、ロト6を代表とする数字選択式宝くじを所定の銀行口座にてATM購入した場合の当せん金は、原則として抽せん日の翌々営業日(例:木曜抽せんのナンバーズとロト6の場合、翌週月曜日に所定口座の振込・ただし間に祝祭日が無い場合)に、購入時の銀行口座に振込まれる(本人確認が既に行われているため)。 みずほ銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行のネットバンキングにて購入した数字選択式宝くじの当せん金は、原則として抽せん日の翌々営業日(例:木曜抽せんのナンバーズとロト6の場合、翌週月曜日に所定口座の振込・ただし間に祝祭日が無い場合)に、購入時の銀行口座に振込まれる(本人確認が既に行われているため)。 当せん金付証票法第12条の規定により、宝くじの抽せん日(実際はそれから数日後の支払開始日)から1年後の前日(当該日が銀行休業日の場合は翌営業日)までに当せん金を受け取らない場合は、時効によって当せん金を受け取ることができなくなる。 1,000万円以上の高額当せん者には、当せん後のアドバイスが書かれた本『【その日】から読む本』が配られている。 当せん金品の支払い請求に関しては法律上の制限は一切ないため、仮に懸賞等でくじ券を譲渡(贈与)された20歳未満などであっても、当せんしていれば誰でも支払い請求を行うことが出来る。ただし、50万円以上の当せん金の受け取りには本人確認書類が必要となり、20歳未満が受け取る際は保護者に支払われる。 なお、2008年3月に施行された「犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯罪収益移転防止法)の規定で、10万円を超える当せん金を現金で受け取る場合には、更に写真付きの本人確認書類(運転免許証、パスポート、顔写真付きの住民基本台帳カード、個人番号カード(個人番号通知カードは不可)、在留カード、各種福祉手帳)の提出と所定の書面への記入が必要となる場合もある。
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