建築・工事や家屋の祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 08:52 UTC 版)
神道では何所にもそれぞれの神々が居ると考えるため、土木・建築や増改築にあたって神々に報告を行い、工事中の加護・無事完成を祈願する「地鎮祭」や「上棟祭」、もしくは完成後に建物が末永く平安堅固であるようにと除災や繁栄を祈る「竣工祭」など、一時的な祭祀を取り行う慣わしがある。 地鎮祭の場合、祭場は着工前現場に臨時に設ける。四隅に斎竹(いみだけ)と呼ぶ葉付きの青竹を設置し、清浄な場所を示す注連縄を張りめぐらせ、紙垂(しで)を飾る。中に神の依り代となる神籬(ひもろぎ)、神の食事である神饌(みけ)・神酒を供え、神職を招き祝詞奏上を行い祭祀を始める。 室外に神座を設ける以前の敷地。紙垂を飾っている。 神籬や神饌、穢れを払う大幣(おおぬさ)などを並べ祭祀を行う。画像では地鎮祭に用いる斎砂(いみすな:盛り砂のこと)が手前に用意されている。 以下、道俣神が祝詞に登場する一例
※この「建築・工事や家屋の祭」の解説は、「道俣神」の解説の一部です。
「建築・工事や家屋の祭」を含む「道俣神」の記事については、「道俣神」の概要を参照ください。
- 建築・工事や家屋の祭のページへのリンク