廃止区間の廃線後の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 16:39 UTC 版)
「熊本電気鉄道菊池線」の記事における「廃止区間の廃線後の状況」の解説
合志市(旧・菊池郡西合志町)の御代志駅から、菊池市隈府の菊池駅までの13.5kmは、モータリゼーションの進展による乗客減などを背景に、1986年2月15日の運行をもって廃止された。運行最終日は全線で無料乗車が実施され、名残を惜しむ多くの乗客でにぎわった。 廃止区間各駅の状況は次の通り。 御代志駅:現在線の終点。かつては行き違い設備があったが、部分廃止前には撤去されていた。 大池駅:駅跡はバス待合所がある。この区間までは後述のように路線復活計画があり、廃線後も熊本電鉄が敷地を所有している。 辻久保駅:駅跡付近に広大なバス車庫ができている。 高江駅:長く駅舎が残っていたが、近年撤去された。 泗水駅:行き違い可能駅であった、駅跡の駅舎部分は店舗倉庫に駅名が残るが大半は道の駅泗水(孔子公園)になっている。 富の原駅:バス停と駐輪場が残る。 広瀬駅:かつては行き違い設備があった。廃止時には撤去されていた。 深川駅:同名のバス停がかろうじて面影を残す。 菊池駅:廃止直前に建てられた駅舎が「菊池プラザ」として残る。
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