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広島中央女子短期大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/11 07:04 UTC 版)

広島中央女子短期大学
大学設置 1963年
創立 1925年
廃止 2004年
学校種別 私立
設置者 学校法人大下学園
本部所在地 広島県広島市安佐南区祇園3-1-15
学部 食物栄養学科
生活情報学科
  旧・生活科学科[1]
  旧・生活文化学科[1]
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広島中央女子短期大学(ひろしまちゅうおうじょしたんきだいがく、英語: Hiroshima Chuo Women's Junior College[2])は、広島県広島市安佐南区祇園3-1-15に本部を置いていた日本私立大学である。1963年に設置され、2004年に廃止された。大学の略称は中短。学生募集は2002年度まで。翌年度より学生募集を停止し、2004年7月27日 正式廃止[3]

概要

大学全体

  • 学校法人大下学園により広島県広島市安佐南区内に設置された日本私立短期大学1963年に大下学園女子短期大学として設置された。学科は最大で3学科、最終的には再編により2学科となった。なお、短大設置者の学校法人大下学園は2006年に鴎州コーポレーションが買収し、学校法人AICJ鴎州学園に改称。これに伴い大下学園祇園高等学校はAICJ中学校・AICJ高等学校に生まれ変わった。

建学の精神(校訓・理念・学是)

  • 広島中央女子短期大学の教育理念:「地域の生活と文化の充実・発展に指導的な役割のできる女性を育成すること」

教育および研究

  • 食物栄養学科は食のエキスパートを養成する学科となっていた。
  • 生活情報学科(旧:生活科学科)では生活に関する専門科目のみならず情報処理情報科学など実社会において役立つ諸科目を学ぶ生活情報コースがあった。
  • 生活文化学科は、生活文化に関する基礎知識と技術を学び、人間・生活・文化・伝統などへの理解を深める生活造形コースと日本文化論・国際文化論・アジアの生活文化などを学ぶ国際文化コースがあった。
  • 一般教育科目には「女性文化論」と称した科目が置かれていた[4]
  • ロンドンパリローマなどヨーロッパの主要都市を巡る海外研修旅行が行われていた[4]

学風および特色

  • 大下龍太郎による「賢母は建国の基」の考えのもとに設立された祇園高等女学校が起源となっている[4]

沿革

  • 1925年 大下龍太郎により祇園高等女学校が創設される。
  • 1963年 大下学園女子短期大学(おおしもがくえんじょしたんきだいがく)として開学。食物科を置く:在学者数58[5]
  • 1964年 学科を増設する。
    • 家政科:在学者数31[6]
    • 食物栄養科:在学者数32[6]
  • 1969年 学科名を変更する。
    • 食物科→食物学科
    • 家政科→家政学科
    • 食物栄養科→食物栄養学科
  • 1989年 広島中央女子短期大学と改称。学科名の改称も同時に行われる。
    • 家政学科→生活科学科:2001年 生活情報学科に改組
    • 食物学科→生活文化学科:受け入れは2000年度まで
  • 2002年度をもって募集を終了。

基礎データ

所在地

  • 広島市安佐南区祇園3-1-15:旧大下学園祇園高等学校とJR可部線を挟んで隣接しており、両校の間には跨線橋が設けられていた。

教育および研究

組織

学科

  • 食物栄養学科
  • 生活情報学科
    • 旧・生活科学科[1]
    • 旧・生活文化学科[1]

専攻科

  • なし

別科

  • なし

取得資格について

研究

  • 『広島中央女子短期大学研究紀要』[2]

学生生活

学園祭

大学関係者と組織

大学関係者一覧

大学関係者

歴代学長
  • 井上幹造
  • 兼田正男
  • 八木博克

施設

キャンパス

  • 校舎は4階建てとなっていた[4]

学生食堂

  • 広島中央女子短期大学の学生食堂は「ルミネ」と呼ばれていた[4]

  • 学内に置かれていた。

対外関係

系列校

卒業後の進路について

就職について

編入学・進学実績

関連項目

関連サイト

参考文献

脚注

  1. ^ a b c d 学生募集は2000年度入学生まで。
  2. ^ a b CiNii雑誌-広島中央女子短期大学短期大学部研究紀要-より
  3. ^ 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』290頁より。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l 2001年度用入学案内小冊子
  5. ^ 昭和39年度版『全国学校総覧』(以下『全国学校総覧|総覧』と略す。)58頁より。
  6. ^ a b 昭和40年度版『総覧』34頁より。




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