幾何学の記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 10:06 UTC 版)
初等幾何記号意味解説 ≡ {\displaystyle \equiv } 合同 適当な方法で一致させることができる図形の間の関係。 ∽, ∼ {\displaystyle \sim } 相似 △ABC∽△DEFで△ABCと△DEFが相似であることを表す。 ( ∙ , ∙ , … ) {\displaystyle (\bullet ,\bullet ,\dotsc )} 座標 (a, b) = (1, 4)で平面における座標a, bがそれぞれ1と4に位置することを表す。 ∠ {\displaystyle \angle } 角 ∠ABCや∠Bで点Bにおける角を表す。また、複素数の複素平面上におけるベクトルが実軸となす角度を表す。 ∟直角 ∟ABCで点Bにおける角が直角であることを表す。 ⊥ {\displaystyle \bot } 垂直 AB⊥CDで直線ABと直線CDが垂直であることを表す。 / / , ∥ {\displaystyle /\!/,\ \parallel } 平行 AB∥CDで直線ABと直線CDが平行であることを表す。 ⌢ {\displaystyle \frown } 弧 ⏜AB で点 A と点 B を結ぶ弧を表す。 距離空間記号意味解説 d ( ∙ , ∙ ) {\displaystyle d(\bullet ,\bullet )} 距離関数 d(x, y) で x と y との距離を表す。 diam ( ∙ ) {\displaystyle \operatorname {diam} (\bullet )} 径 diam(X) は d(x, y) (x, y ∈ X) 全体の集合の上限。 代数的トポロジー記号意味解説 H ∙ ( ∙ ) {\displaystyle H^{\bullet }(\bullet )} コホモロジー ホモロジー論と代数トポロジーにおいてはコチェイン複体から定義されるアーベル群の列を意味する一般的な用語である。 H ∙ ( ∙ ) {\displaystyle H_{\bullet }(\bullet )} ホモロジー 代数的位相幾何学や抽象代数学において、ホモロジー (「同一である」ことを意味するギリシャ語のホモス (ὁμός) に由来)は与えられた数学的対象。 π ( ∙ ) {\displaystyle \pi (\bullet )} ホモトピー ホモトピーとは、点や線や面などの幾何学的対象、あるいはそれらの間の連続写像が連続的に移りあうということを定式化した位相幾何学における概念のひとつである。
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