幻の蝶(第19話-)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 19:32 UTC 版)
「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の記事における「幻の蝶(第19話-)」の解説
記憶喪失の大学教授・八尾有次は同僚であった田澤が新種の蝶・オオルリタザワシジミを発見したというニュースでかつての記憶を取り戻し、怜子にその蝶を田澤もろともこの世から消すことを依頼する。しかし、そもそも八尾が記憶障害を負った原因はかつて田澤から蝶の奪還依頼を受けたカオリに襲撃されたことであった。なぜ2人の男は“幻の蝶”に執着し続けたのか?その裏には1人の青年をめぐる2人の男の確執があった。
※この「幻の蝶(第19話-)」の解説は、「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の解説の一部です。
「幻の蝶(第19話-)」を含む「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の記事については、「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の概要を参照ください。
幻の蝶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 19:32 UTC 版)
「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の記事における「幻の蝶」の解説
八尾 有次(やお ゆうじ) 妥日大学教授。かつて下積み時代のカオリによって“幻の蝶”を奪われ、その際受けた傷によって記憶喪失になっていたが、同僚であった田澤が“幻の蝶”ことオオルリタザワシジミを発見したニュースを見たことで記憶を取り戻し、怜子に蝶の消去と田澤を「自分と同じ目に遭わせる」ことを依頼する。 怜子が依頼を完了し、この世から田澤と蝶が消えたことを知ると、茜の心を独占できたと考えほくそ笑むが、かつての仕事の「後始末」に訪れたカオリによって暗殺された。 田澤(たざわ) 妥日大学教授。かつて下積み時代のカオリに“幻の蝶”を八尾から奪還することを依頼しており、八尾が記憶喪失になった後は蝶に「オオルリタザワシジミ」という学名を登録した。八尾の依頼で訪れた怜子にかつてカオリに仕事を依頼した際の音声データによって脅迫され、蝶の保管庫に案内せざるを得なくなる。オオルリタザワシジミの標本を怜子たちに見せた後、それを破壊しようとした照美を止めようとしたところをカオリによって殺害された。 なお、彼が常に首からかけていたロケットペンダントには茜の写真が入れられていた。 柴田 茜(しばた あかね) 八尾・田澤の研究室に配属された新人研究生。男性であるが、女性のような可愛らしい顔立ち。高名な蝶類学者である八尾・田澤両名に憧れて彼らの研究室に所属を希望した。八尾・田澤と共に蝶を採取するためフィールドワークに赴いた際、直感から茂みを1人で突き進み、新種の蝶を発見するも、茂みの向こうにあった断崖から誤って転落。後から駆けつけた2人は彼が捕獲した蝶と断崖に付着した血痕を発見し、彼の死を悟った。 しかし実際には生存しており、八尾と同じ病院にて彼と同じく記憶喪失の患者として入院していた。八尾の死後、看護師から彼の名前を聞かされ何かを思い出しそうになるも、結局は何も思い出すことができなかった。
※この「幻の蝶」の解説は、「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の解説の一部です。
「幻の蝶」を含む「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の記事については、「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の概要を参照ください。
- 幻の蝶のページへのリンク