幻の新社屋構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 08:59 UTC 版)
朝日放送は、1991年(平成3年)に社屋用地の再開発試案を発表していた。具体的には、センター用地の北側にあるABC公園部分に22階建て規模の本社機能のある社屋を建設し、公園などの施設を整備、大阪タワーを取り壊し、跡地に15階建て前後のビルを建設し、多目的ホール・アスレチックジム・美術館などが入居した文化ゾーンにするといった構想であった。 計画では、1995年(平成7年)頃に着工し、第一期は1997年(平成9年)、第二期は1998年(平成10年)、そして第三期は2000年(平成12年)に完成させる予定であったが、資金問題(ホテルプラザの閉鎖なども関係した)やデジタル放送の準備などもあり、新社屋の計画は白紙となった。 2004年(平成16年)に改めて、大阪市福島区福島1丁目の大阪大学医学部附属病院(阪大病院)跡地に移転する計画が発表され、4年後の2008年(平成20年)6月23日に完全移転した。
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