幻の改訳聖書とは? わかりやすく解説

幻の改訳聖書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 01:32 UTC 版)

内村鑑三」の記事における「幻の改訳聖書」の解説

1888年(明治21年)に明治元訳聖書刊行されから、改訳求める声が絶えなかった。そこで、警醒社スポンサーになり、聖書改訳試みた1905年(明治38年)5月11日東京基督教青年会館改訳のための最初会合開かれ内村植村正久小崎弘道加えた当時キリスト教界の著名人と、新進気鋭聖書学者柏井園加えた4名が集まった。そして、翌週5月18日から毎週1回毎週木曜日集まり明治元訳聖書改訂作業をすることになった最初にヨハネ伝』から改訳事業始めた7月6日には『ヨハネ伝』の3章まで進んだが、内村が業同作業に不満を覚えて辞意表明する翌週7月13日会合の次から夏休みになる。夏休み明けて9月14日再開するが、小崎渡米していたので、日本にいた内村植村柏井の3人で会合を持つ。しかし、内村は、11月6日付け植村脱退の手紙を送る。翌1月10日改め内村は、3人に病気理由辞退届を送り事実上改訳会は空中分解した。

※この「幻の改訳聖書」の解説は、「内村鑑三」の解説の一部です。
「幻の改訳聖書」を含む「内村鑑三」の記事については、「内村鑑三」の概要を参照ください。

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