幻の新岐阜乗り入れ計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 01:33 UTC 版)
「長良川鉄道」の記事における「幻の新岐阜乗り入れ計画」の解説
1984年頃、国鉄の特定地方交通線である越美南線の廃止が決まり、岐阜県などが第三セクター鉄道への転換を検討していた際、名古屋鉄道(名鉄)が大口の出資者として名乗りをあげた。 名鉄は美濃町線と越美南線とを関駅付近で線路をつなぎ、新岐阜駅(現:名鉄岐阜駅)と郡上八幡駅などの間に直通列車の運行を考えていた。 しかし出資の条件に美濃太田駅 - 関駅の廃止があり、同区間の沿線自治体である美濃加茂市や富加町の反発を買ってしまった結果、出資計画は無くなってしまった。 その後、美濃町線は1999年の同線新関駅 - 美濃駅間廃止とともに実施された新関駅 - 関駅間延長で越美南線と接続されたものの、2005年には路線自体が廃止されてしまい、2018年4月現在は岐阜バスや関市内巡回バスを中心とした代替交通機関となっている。
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