希望閣版『レーニン選集』全5冊とは? わかりやすく解説

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希望閣版『レーニン選集』全5冊(產業勞働調査所・プロレタリア科學硏究所訳、1931-32年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 06:20 UTC 版)

レーニン全集」の記事における「希望閣版『レーニン選集』全5冊(產業勞働調査所プロレタリア科學硏究所訳、1931-32年)」の解説

戦前において、白揚社と並んでレーニン著作多く出版したのが、日本共産党事実上合法出版部門であった希望閣である。主なシリーズとして①「マルクス主義文庫シリーズ(1928~30年10冊以上が刊行)、②「レーニン小文庫」シリーズ193132年刊行)、③『レーニン選集』全6巻予定などがある。このうち、『レーニン選集』はマルクス=エンゲルスレーニン研究所によるロシア語版レーニン6巻選集』の日本語訳で、共産党影響にあった産業労働調査所プロレタリア科学研究所翻訳行った。しかし、共産主義思想非合法とされた時代であったため、警察権力による厳し弾圧検閲のなかで出版は困難を極めた。そのため全6巻分の刊行には至らず1931年から1932年のあいだに第1巻の第1~3分冊および第2巻の第1~2分冊のみが刊行されるに留まった。また、本文伏字箇所少なくない第1巻 1894-1904(人民の友とは何ぞや何を爲すべきか、貧農與ふロシア社會民主黨農業綱領一歩前二歩退却 など) 第2巻 1905-1914(民主々義革命における社會民主黨二つ戰術 など)

※この「希望閣版『レーニン選集』全5冊(產業勞働調査所・プロレタリア科學硏究所訳、1931-32年)」の解説は、「レーニン全集」の解説の一部です。
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