市町村役場巡り(住基ネット巡り)
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「スタンプラリー」の記事における「市町村役場巡り(住基ネット巡り)」の解説
スタンプラリーに類似した趣味。 住民基本台帳ネットワークに参加している地方公共団体(市区町村)同士では、お互いに住民票を取ることが可能である。 このシステムを利用し、趣味として全国の市区町村役場・支所出張所を訪問して自分の住民票を取得しコレクションする人がいる。住民票用紙は各自治体独自のもので(無地の場合もある)デザインの違いや市区町村印(公印)の書体の違いが良い記念になるといって、いろいろ集めて回る人もいる。 市町村合併で名称が変わる市町村の最終日や合併新市町村の初日、政令指定都市に移行する前の市長名での住民票発行の最終日などという特別な日付にこだわる人もいる。ただし初日については新市町村発足から数日間住基ネットが利用できない場合があるので手にするのは難しい。 極めて特殊な事例だが市区町村長が在職中の逮捕・急逝・辞職などで空席の場合、末尾の発行者たる首長名が二本線で抹消され「職務代理者」(一般には副市区町村長が代理する)と変えられることがある。 また、同時に広報紙を集めることがある。 特殊なデザインの住民票の例を以下に記す。手数料はいずれも2008年1月現在。 東京都多摩市はサンリオピューロランドのお膝元のため、キティちゃんのイラストが入った住民票を発行する。ただし申し込む際にその旨依頼しないと一般の用紙で発行される。手数料は一般柄の倍で400円。 鳥取県境港市では『ゲゲゲの鬼太郎』キャラクターの地紋が入った住民票を発行する。多摩市と違いイラストではなく透かしのため、これが一般柄である。手数料は300円である。 鳥取県東伯郡北栄町では『名探偵コナン』のキャラクターのイラストが入った用紙を使った住民票を一般柄として発行する。透かしでも用紙中央に大きく主人公・江戸川コナンが浮かび上がるようになっていて、役場を中心にアピールしている。手数料は300円。
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