峰晴【ミネハル】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9309号 |
登録年月日 | 2001年 10月 12日 | |
農林水産植物の種類 | からたち | |
登録品種の名称及びその読み | 峰晴 よみ:ミネハル | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 10月 13日 | |
品種登録者の名称 | 秋成明雄 | |
品種登録者の住所 | 徳島県勝浦郡勝浦町大字久国字馬場110番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 秋成明雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、からたちの変異個体であり、花弁の色は黄白で先端部が紫ピンク、果実は重さが軽で橙黄色の観賞向きの品種である。樹姿は開張性、枝しょうの密度は密、樹の大きさはかなり小である。枝しょうの太さは細、ねじれは弱、色は緑、節間長は短、とげの多少は多、向きは横向きである。小葉全体の形は楕円形、先端の形は凹形、基部の形は鋭尖形、長さ及び幅は中、色は緑、斑の有無は無、翼葉の形は紡錘形、長さはやや短である。花形は一重咲、大きさは中、つぼみの色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)及び紫ピンク(同9711)、花弁の色は黄白(同2902)で先端部が紫ピンク(同9711)、花弁全体の形はへら形、先端の形は凸形、数は5枚、花糸の色は穏紫ピンク、やくの色は淡黄、花数は多、花の香りは無である。果実の形は球形、重さは軽、果皮の色は橙黄である。結果性は少、開花習性は四季咲、開花期は早、到花樹令の早晩はかなり早である。「カラタチ」及び「ヒリュウ」と比較して、花弁の色が黄白で先端部が紫ピンクであること、花数が多いこと、開花習性が四季咲であること、到花樹令が早いこと等で、「Y1」と比較して、小葉の幅が広いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和56年に育成者のほ場(徳島県勝浦郡勝浦町)において、からたちの苗木の中から変異個体を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「紅宴」であった。 |
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