島田スカーレット【シマダスカーレット】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7499号 |
登録年月日 | 1999年 11月 25日 | |
農林水産植物の種類 | そば | |
登録品種の名称及びその読み | 島田スカーレット よみ:シマダスカーレット | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 11月 26日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社トモノアグリカ | |
品種登録者の住所 | 静岡県静岡市春日二丁目12番25号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松島克典、伊藤勝、西部幸男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,在来の無名品種の変異株より育成された固定品種であり,登熟中の果皮色は赤で成熟期はやや晩生の品種である。草丈,主茎長,主茎節数,茎の太さ及び肉厚は中,色は紅である。分枝数は中,草型は直立分枝伸張型である。葉の形,大きさ及び色は中,花色は白,登熟中の果皮色は赤,粒型は3稜型,粒の長さはやや短,幅はやや狭,長幅比は中である。果皮色は濃褐,1株稔実粒数は多,子実千粒重及び1株花房数は中である。開花始及び開花期は中,成熟期はやや晩,生態型は中間型である。「信濃1号」と比較して,登熟中の果皮色が赤であること等で,「常陸秋そば」と比較して,登熟中の果皮色が赤であること,子実千粒重が軽いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に農家の栽培ほ場(静岡県藤枝市)において,在来の無名品種の中から変異株を発見し,3年まで個体選抜,4年に系統選抜し育成された固定品種であり,5年より生産力検定試験,特性検定試験及び適応性試験を行い,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「トモノ赤そば」であった。 |
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