峰クイーン２１

品種登録データベース

峰クイーン２１【ﾐﾈｸｲｰﾝ21】（野菜）

	登録番号	第13302号
	登録年月日	2005年 9月 13日
	農林水産植物の種類	いちご
	登録品種の名称及びその読み	峰クイーン２１ 　よみ：ﾐﾈｸｲｰﾝ21
	品種登録の有効期限	25 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	阿波みよし農業協同組合、川人健一
	品種登録者の住所	徳島県三好郡三好町大字昼間１８１２番地、徳島県三好郡池田町字西山峯ノ久保２８８９番地の３
登録品種の育成をした者の氏名	川人健一
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「スイートチャーミー」と「池光」の交配系統（後の「峰クイーン」）に「さちのか」を交配して選抜、育成されたものであり、果実は円錘形でやや大きく、果皮の色が鮮紅の四季成り品種である。草姿は開張性、草勢は強、草丈は中、分げつの多少は多である。ランナー数は少、葉色は濃緑、葉の形状は平面、葉数は中、葉柄の太さは太である。果皮の色は鮮紅、果形は円錘、乱形果の形は塊状、果実の大きさはやや大、果肉色は鮮紅、果心の色は紅赤、果実の光沢は良である。花の大きさは大、花弁の色は白、花房当たり花数は多、花柄の太さはやや太、花柄長はやや長である。果実の硬さはやや硬、無種子帯は少、そう果の落ち込みは表皮並、そう果数は中、果実の香りは多である。季性は四季成、開花位置は葉と同水準、可溶性固形物含量はやや高、酸度はやや低、日持ちはやや長、輸送性は高である。「スイートチャーミー」及び「池光」と比較して、乱形果の形が塊状であること、果芯の色が紅赤であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成10年に育成者の温室（徳島県三好郡池田町）において、「スイートチャーミー」と「池光」の交配系統（後の「峰クイーン」）に「さちのか」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「峰２１」であった。