山手 (神戸市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/02 01:09 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動山手(やまて)は、兵庫県神戸市垂水区にある町名。一丁目から八丁目がある。郵便番号は655-0891。2005年(平成17年)10月1日現在の世帯数は1,263、人口は男性1,368、女性1,572で合計2,940[1]。
地理
垂水区の南部に位置する。南北に長い住宅地域である。六丁目から八丁目までは福田川左岸に位置する。二丁目と三丁目の中心を、南北に福田川の河岸段丘崖が走っている[2]。すぐ南側にはJR神戸線と山陽電気鉄道本線が通り、東垂水駅がある。東は東垂水、泉が丘、南は平磯、西は中道、福田川を挟んで馬場通、野田通大町 (神戸市)、福田 (神戸市)、北は乙木に接する。住居表示が実施されている[3]。
歴史
1930年(昭和5年)4月から1933年(昭和8年)1月にかけて、東垂水区第二耕地整理組合によって福田川左岸の東垂水町字川中、字川原、字大坪、字中道、字坂上、字山脇、字這上リの各地域が耕地整理された[4]。その総面積は6万1千坪であり、1万1千7百坪の道路が新たに整備された[2]。東垂水町であったころ、それらの地域は西から東へ川中通、川原 (神戸市)通、坂上通、中道通、山手通と称された[2]。1970年(昭和45年)に、住居表示実施と共に東垂水町字山田、字大門、字山脇より山手一丁目から三丁目が成立した[4][5]。1980年(昭和55年)に、一丁目から六丁目となった[5]。1981年(昭和56年)に、一丁目から七丁目となった[5]。1984年(昭和59年)に、一丁目から八丁目となった[5]。
町名の変遷
実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
---|---|---|
山手一丁目 | 1970年(昭和45年)6月 | 東垂水町字山田、字大門、字山脇 |
山手二丁目 | ||
山手三丁目 | ||
山手四丁目 | 1980年(昭和55年)8月 | 東垂水町(一部) |
山手五丁目 | ||
山手六丁目 | ||
山手七丁目 | 1981年(昭和56年)8月 | |
山手八丁目 | 1984年(昭和59年)11月 |
交通
地域内に鉄道、バス路線は通っていないが、一丁目の南端の道を挟んだ向かいに山陽電鉄東垂水駅がある。
小・中学校の校区
市立小・中学校に通う場合、校区は以下の通りとなる[6]。
丁目 | 番 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
一丁目 | 1番〜3番 | 神戸市立東垂水小学校 | 神戸市立垂水東中学校 |
4番〜8番 | 神戸市立垂水小学校 | 神戸市立垂水中学校 | |
二丁目 | 1番、6番 | ||
2番〜5番 | 神戸市立高丸小学校 | ||
三丁目 | 全域 | ||
四丁目 | 1番〜6番 | ||
7番〜10番 | 神戸市立東垂水小学校 | 神戸市立垂水東中学校 | |
五丁目 | 1番〜7番 | 神戸市立高丸小学校 | 神戸市立垂水中学校 |
8番〜10番 | 神戸市立東垂水小学校 | 神戸市立垂水東中学校 | |
六丁目 | 全域 | 神戸市立高丸小学校 | 神戸市立垂水中学校 |
七丁目 | 全域 | ||
八丁目 | 全域 | 神戸市立福田小学校 | 神戸市立垂水東中学校 |
施設
- 寺社
- 継孝院 - 山手二丁目1番24号
脚注
参考文献
- 『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』「角川日本地名大辞典」編纂委員会・竹内理三、角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。
- 『神戸の町名 改訂版』神戸史学会、神戸新聞総合出版センター、2007年。 ISBN 978-4-343-00437-6。
- 『垂水の今と昔』片岡善亀、神戸深江生活文化史料館、1995年。
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乙木 | ![]() |
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中道・馬場通・野田通・大町 | ![]() |
東垂水・泉が丘 | ||
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平磯 |
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「山手 (神戸市)」の例文・使い方・用例・文例
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