中道 (神戸市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/04 14:01 UTC 版)
中道(なかみち)は、兵庫県神戸市垂水区にある町名。一丁目から六丁目がある。郵便番号は655-0896。2005年(平成17年)10月1日現在の世帯数は452、人口は男性457、女性522で合計979[1]。
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地理
垂水区の南部に位置する。福田川左岸の南北に細長い住宅地域である。JR神戸線と山陽電気鉄道本線がすぐ南を通る。東は山手、南は平磯、西は坂上、北は福田川を挟んで瑞穂通、馬場通に接する。住居表示が実施されている[2]。
歴史
1930年(昭和5年)4月から1933年(昭和8年)1月にかけて、東垂水区第二耕地整理組合によって福田川左岸の東垂水町字川中、字川原、字大坪、字中道、字坂上、字山脇、字這上リの各地域が耕地整理された[3]。その総面積は6万1千坪であり、1万1千7百坪の道路が新たに整備された[4]。東垂水町であったころ、それらの地域は西から東へ川中通、川原通、坂上通、中道通、山手通と称された[4]。この耕地整理時に建てられた石柱が現在でも三丁目に残っており、「中道通三丁目」というような「通」の付いた名前が刻まれている。1970年(昭和45年)6月に、住居表示実施と共に東垂水町字中道と字大坪の一部より成立した[3]。
地名の由来
東垂水町の小字「中道」に由来する。段丘崖に沿っている東隣の山手と、福田川に沿っている西の川原 (神戸市)に挟まれた中間の地域であるところに由来があるという[4]。
町名の変遷
実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
---|---|---|
中道一丁目 | 1970年(昭和45年)6月 | 東垂水町字中道、字大坪(一部) |
中道二丁目 | ||
中道三丁目 | ||
中道四丁目 | ||
中道五丁目 | ||
中道六丁目 |
小・中学校の校区
市立小・中学校に通う場合、校区は以下の通りとなる[5]。
丁目 | 番 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
一丁目 | 全域 | 神戸市立垂水小学校 | 神戸市立垂水中学校 |
二丁目 | 1番 | ||
2番、3番 | 神戸市立高丸小学校 | ||
三丁目 | 全域 | ||
四丁目 | 全域 | ||
五丁目 | 全域 | ||
六丁目 | 全域 |
脚注
- ^ “神戸市:神戸市町別世帯数 年齢別人口(国勢調査) (XLS)”. 神戸市. 2010年9月24日閲覧。
- ^ “神戸市町名一覧表(平成22年7月15日現在) (PDF)”. 神戸市. 2010年9月24日閲覧。
- ^ a b 『垂水の今と昔』、14頁。
- ^ a b c 『神戸の町名 改訂版』。
- ^ “神戸市:神戸市垂水区内 校区一覧”. 神戸市. 2010年9月25日閲覧。
参考文献
- 『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』 「角川日本地名大辞典」編纂委員会・竹内理三、角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。
- 『神戸の町名 改訂版』 神戸史学会、神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 『垂水の今と昔』 片岡善亀、神戸深江生活文化史料館、1995年。
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瑞穂通・馬場通 | ![]() |
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坂上 | ![]() |
山手 | ||
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平磯 |
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座標: 北緯34度37分56.8秒 東経135度3分40.3秒
「中道 (神戸市)」の例文・使い方・用例・文例
- 家に帰る途中道草をした
- 中庸,中道
- 中道路線をとる,中庸の道を行く
- 道路の真ん中;中道
- 中道路線を取る
- 使いの途中道草をくうな。
- 何事にも中道的な立場を取れ。
- 中道を行く.
- 中道[中庸]をとる.
- 中道, 中庸.
- 彼は政治的に中道左寄りだ.
- 一般労働者の利益を体現するために形成された中道左派の政党
- 政治的中道を行く人
- 保守・中道・革新の三極構造という政治構造
- 錐と小刀と鋏という3つの懐中道具
- 中道革新という政治運動
- 中道勢力という政治勢力
- 保守勢力と中道勢力の連合政権
- 保守政党と中道政党が連合すること
- 保守政党と中道政党の連合組織
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