神和台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 20:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動神和台(しんわだい)は、兵庫県神戸市垂水区にある町名。一丁目から三丁目がある。郵便番号は655-0851。2005年(平成17年)10月1日現在の世帯数は660、人口は男性859、女性956で合計1,815[1]。
地理
名谷町の中山地区の一部が、積水ハウスによって造成されてできた住宅地である。開発された区画は617区画、面積は22万平方メートルであった[2]。垂水区のほぼ北東端にある丘陵地に位置する。面積は21.9haに及ぶ[3]。東・南は名谷町、西は名谷町、小束山、北は西区学園東町に接する。地番整理済区域である[4]。
歴史
1976年(昭和51年)に、名谷町字湯屋谷、字賀市、多聞町字高塚山の各一部から神和台一〜三丁目が成立した[3][5]。1977年(昭和52年)に、積水ハウスが「名谷神和台」として分譲を開始した[2]。
地名の由来
『垂水の今と昔』では、名谷町の奥畑地区へと接続する地域であり、そこにある大歳神社に因んで付けたとする[5]。
町名の変遷
実施後 | 実施年月日 | 実施前(各小字ともその一部) |
---|---|---|
神和台一丁目 | 1977年(昭和50年) | 名谷町字湯屋谷、字賀市、多聞町字高塚山 |
神和台二丁目 | ||
神和台三丁目 |
交通
2021年3月までは地域内をバスなど交通機関はなく、住人のほとんどが近隣の山陽バス、神戸市バスの神和台口停留所、または学園緑が丘停留所から学園都市駅、垂水駅、名谷駅方面へ通勤、通学に利用されている。 住人の高齢化が進み神和台口バス停までの距離が長く、団地内のバスの乗り入れが永年の願いであった。 2021年4月より山陽バスS15系統が運行開始。「神和台3丁目」「神和台南公園前」「神和台1丁目」のバス停が設置され、造成から約45年めに初めてバスが地域内を通った。ただし便数は9時台~16時台に1日5~6本のみの運行である。
小・中学校の校区
市立小・中学校に通う場合、校区は以下の通りとなる[6]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
一丁目 | 全域 | 神戸市立名谷小学校 | 神戸市立福田中学校 |
二丁目 | 全域 | ||
三丁目 | 全域 |
施設
- 公共
- 神和台自治会集会所 - 神和台二丁目11番地の10
- 神和台緑地
- 郵便局
- 神戸神和台簡易郵便局 - 名谷町字湯屋谷2237番地の10
脚注
- ^
“神戸市:神戸市町別世帯数 年齢別人口(国勢調査)
(Microsoft Excelの.xls)”. 神戸市. 2010年9月5日閲覧。
- ^ a b 『神戸の町名 改訂版』。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』。
- ^ “神戸市町名一覧表(平成22年7月15日現在) (PDF)”. 神戸市. 2010年9月5日閲覧。
- ^ a b 『垂水の今と昔』、29〜30頁。
- ^ “神戸市:神戸市垂水区内 校区一覧”. 神戸市. 2010年9月25日閲覧。
参考文献
- 『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』「角川日本地名大辞典」編纂委員会・竹内理三、角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。
- 『神戸の町名 改訂版』神戸史学会、神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 『垂水の今と昔』片岡善亀、神戸深江生活文化史料館、1995年。
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名谷町・小束山 | ![]() |
名谷町 | ||
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名谷町 |
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固有名詞の分類
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