川原 (神戸市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/03/22 00:13 UTC 版)
川原(かわはら)は、兵庫県神戸市垂水区にある町名。一丁目から五丁目がある。郵便番号は655-0894。2005年(平成17年)10月1日現在の世帯数は322、人口は男性266、女性324で合計590[1]。
地理
垂水区の南部に位置する。福田川左岸の南北に細長い住宅地域であり、JR神戸線と山陽電気鉄道本線がすぐ南を通る。東は坂上、南は平磯、西は福田川を挟んで日向、北は福田川を挟んで御霊町に接する。住居表示が実施されている[2]。
歴史
1930年(昭和5年)4月から1933年(昭和8年)1月にかけて、東垂水区第二耕地整理組合によって福田川左岸の東垂水町字川中、字川原、字大坪、字中道、字坂上、字山脇、字這上リの各地域が耕地整理された[3]。その総面積は6万1千坪であり、1万1千7百坪の道路が新たに整備された[4]。東垂水町であったころ、それらの地域は西から東へ川中通、川原通、坂上通、中道通、山手通と称された[4]。1970年(昭和45年)6月に、住居表示実施と共に東垂水町字川中、字川原と字大坪の一部より成立した[3]。現在唯一存在しない地名である川中通は、川原五丁目の地域にあたる[4]。
地名の由来
東垂水町の小字「川原」に由来する。福田川に近い地形から付けられた名である。
町名の変遷
実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
---|---|---|
川原一丁目 | 1970年(昭和45年)6月 | 東垂水町字川中、字川原、字大坪(一部) |
川原二丁目 | ||
川原三丁目 | ||
川原四丁目 | ||
川原五丁目 |
交通
県道が地域の西部を南北に通っている。
道路
小・中学校の校区
市立小・中学校に通う場合、校区は以下の通りとなる[5]。
丁目 | 番 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
一丁目 | 全域 | 神戸市立垂水小学校 | 神戸市立垂水中学校 |
二丁目 | 1番 | ||
2番、3番 | 神戸市立高丸小学校 | ||
三丁目 | 全域 | ||
四丁目 | 全域 | ||
五丁目 | 1番 | 神戸市立垂水小学校 | |
2番 | 神戸市立高丸小学校 |
施設
- 教育
- 神戸市立川原保育所 - 川原二丁目1番13号
- 寺社
- 覚正寺 - 川原三丁目1番7号
- 生協
- コープミニ川原 - 川原三丁目2番9号
脚注
- ^ “神戸市:神戸市町別世帯数 年齢別人口(国勢調査) (XLS)”. 神戸市. 2010年9月24日閲覧。
- ^ “神戸市町名一覧表(平成22年7月15日現在) (PDF)”. 神戸市. 2010年9月24日閲覧。
- ^ a b 『垂水の今と昔』、10〜13頁。
- ^ a b c 『神戸の町名 改訂版』。
- ^ “神戸市:神戸市垂水区内 校区一覧”. 神戸市. 2010年9月24日閲覧。
参考文献
- 『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』 「角川日本地名大辞典」編纂委員会・竹内理三、角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。
- 『神戸の町名 改訂版』 神戸史学会、神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 『垂水の今と昔』 片岡善亀、神戸深江生活文化史料館、1995年。
![]() |
御霊町 | ![]() |
||
日向 | ![]() |
坂上 | ||
![]() ![]() |
||||
![]() |
||||
平磯 |
|
「川原 (神戸市)」の例文・使い方・用例・文例
- 川原_(神戸市)のページへのリンク