山口四郎とは? わかりやすく解説

山口四郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/21 08:37 UTC 版)

山口 四郎(やまぐち しろう、1919年6月22日 - 2008年12月30日)は、ドイツ文学者翻訳家中央大学名誉教授

略歴

東京生まれ。東京帝国大学独文科卒。第五高等学校教授第四高等学校教授、戦後東京学芸大学助教授、中央大学文学部助教授、教授。1990年定年退任、名誉教授ゲーテヘッセなどの詩の韻律研究を専門としたが、ドイツ児童文学の多くの翻訳をおこなった。

著書

  • 『ドイツ韻律論』(三修社) 1973
  • 『ドイツ詩必携 詩法と評釈』(鳥影社・ロゴス企画部) 2001
  • 『親の思い子知らず』(鳥影社・ロゴス企画部) 2003

翻訳

  • 『ふたりのアフリカ探検家』(フランク(Hans Franck)、高橋健二共訳、東京創元社、世界少年少女文学全集 第2部8(ドイツ編2)) 1958
  • キュリー夫人』(タウシンスキイ(Oskar Jan Tauschinski)、あかね書房、あかね文庫5) 1959
  • 『チロルの夏休み』(テツナー(Lisa Tetzner)、あかね書房、あかね文庫12) 1960
  • 『ノンニの冒険』(スウェンソン(Jon Stefan Svensson)、あかね書房、世界児童文学全集23) 1960
  • 『愛のデュエット - シューマン夫妻書簡集』(H・W・ベール編、筑摩書房、世界ノンフィクション全集25) 1961
  • マゼランの世界一周』(ツバイク(Stefan Zweig)、講談社、世界ジュニアノンフィクション全集13(探検編4)) 1962
  • おちゃめなピッピ』(リンドグレーン、講談社、少年少女世界名作全集50) 1963
  • 『愛の一家』(ザッパー、講談社、少年少女新世界文学全集15(ドイツ古典編2)) 1963
  • 『野うさぎゼッペル / 赤いキツネ』(フレロング(Svend Fleuron)、あかね書房、少年少女世界動物文学全集5) 1964
  • 『ふしぎなランプ』(マックス・フェーゲリ(Max Voegeli)、あかね書房、国際児童文学賞全集5) 1965
  • 『ポガーの水車小屋』(アルトゥール・マクシミリアン・ミラー(Arthur Maximilian Miller)、講談社、世界少女名作全集15) 1965
  • アルプスの少女』(ヨハンナ・スピリ、講談社、世界名作全集10) 1965
    のち講談社青い鳥文庫
  • 『探検家としてのわが生涯』(スヴェン・ヘディン白水社、ヘディン中央アジア探検紀行全集11) 1966
  • 『バンベルガー世界童話の本』1 - 3(リヒアルト・バンベルガー、あかね書房) 1967
    1)三びきの子ぶた
    2)赤ずきん
    3)ねこのおうさま
  • 『カスペルルとアンネルル』(ブレンターノ中央公論社、世界の文学54) 1967
  • 飛ぶ教室』(ケストナー講談社、世界の名作図書館19) 1968
    のち講談社青い鳥文庫
  • 『ジーノのあした』(ブルックナー(Karl Bruckner)、あかね書房) 1968
    のち福武文庫JOYシリーズ
  • 『ヘッセ詩集』(ヘッセ角川文庫) 1969
  • 『そらからきたひつじ』(フレート・ロドリアン(Fred Rodrian)、あかね書房、世界の創作幼年童話3) 1970
  • 『いとしのゼンタ ある友情の物語』(パウル・アイパー(Paul Eipper)、講談社) 1970
  • 『ことりのともだち』(ウルズラ・ヴァレンチン(Ursula Valentin)、あかね書房、世界の創作幼年童話7) 1971
  • 『のどか森の動物会議』(B・ロルンゼン(Boy Lornsen)、あかね書房、あかね世界の児童文学) 1975
    のち講談社青い鳥文庫
  • 『少女レンカ』(J・プロハスカ(Jan Procházka)、あかね書房) 1976
  • 『アパッチの酋長ヴィネトゥ』1 - 2(カール・マイ、エンデルレ書店、カール・マイ冒険物語13・14) 1978 - 1980
    のち『ヴィネトゥの冒険 - アパッチの若き勇者』上・下(筑摩書房) 2003
  • 『ゲーテ全集 1』(ゲーテ、潮出版社) 1979
  • 『ドイツ詩抄』(白凰社) 1983
  • 『口誦ドイツ詩集』(鳥影社) 2000
  • 『犬と暮らした季節 ゼンタからの最後の贈りもの』(パウル・アイパー、三修社) 2002
  • 『口誦ゲーテ詩集』(中央大学出版部) 2004.7
  • グリム童話』1 - 3(グリム兄弟冨山房インターナショナル) 2004
  • 『ネコのつけた日記』(ヨセフ・コラールシュ(Josef Kolár)、冨山房インターナショナル) 2004

参考文献

  • 『愛の一家』訳者紹介 
  • 「山口四郎教授略年譜および著作目録」『ドイツ文化』1990 - 1903

山口四郎(やまぐち しろう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 19:32 UTC 版)

三丁目の夕日の登場人物」の記事における「山口四郎(やまぐち しろう)」の解説

24歳巡査野村美衣子というネコ顔女性一目ぼれプロポーズする。彼が昔親に内緒飼っていたネコの名前もミーコだった。美衣子小さい頃、シロという四郎似の飼っていた。

※この「山口四郎(やまぐち しろう)」の解説は、「三丁目の夕日の登場人物」の解説の一部です。
「山口四郎(やまぐち しろう)」を含む「三丁目の夕日の登場人物」の記事については、「三丁目の夕日の登場人物」の概要を参照ください。

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