小笠原村立母島小中学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/09 15:04 UTC 版)
| 小笠原村立母島小中学校 | |
|---|---|
| |
|
| 北緯26度38分32秒 東経142度9分39秒 / 北緯26.64222度 東経142.16083度座標: 北緯26度38分32秒 東経142度9分39秒 / 北緯26.64222度 東経142.16083度 | |
| 過去の名称 | 小笠原母島沖村尋常高等小学校 |
| 国公私立の別 | 公立学校 |
| 設置者 | |
| 設立年月日 | 1973年(昭和48年)7月1日 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 一貫教育 | 義務教育学校 |
| 学期 | 3学期制 |
| 学校コード | C213242100013 |
| 所在地 | 〒100-2211 東京都小笠原村母島字元地 |
| 外部リンク | 公式ウェブサイト |
小笠原村立母島小中学校(おがさわらそんりつははじましょうちゅうがっこう)は、東京都小笠原村母島字元地にある義務教育学校[1]。母島では唯一の学校である[2]。
2025年4月1日時点の児童・生徒数は小学校23名・中学校8名、教職員数は25名[2]。
歴史
1886年(明治19年)に設置された小笠原母島沖村尋常高等小学校を前身とする。同校は太平洋戦争の激化に伴い1944年(昭和19年)に閉校となったが、戦後のアメリカ施政期を経て、1968年(昭和43年)に小笠原諸島が日本に返還され旧島民の帰島が始まったのに伴い、学校の整備計画が着手された。1973年に開校の準備が開始され、同年7月に当校が設置された[2]。
- 1973年(昭和48年)
- 1974年(昭和49年)7月1日 - 開校1周年記念式典挙行。
- 1976年(昭和51年)6月14日 - PTA設立。
- 1977年(昭和52年)6月24日 - プール建築工事完了。
- 1978年(昭和53年)
- 1983年(昭和58年)7月1日 - 開校10周年記念式典挙行。
- 1985年(昭和60年)12月25日 - 校歌制定。
- 1993年(平成5年)
- 7月10日 - 昭和19年度沖村国民学校高等科卒業式挙行。
- 12月18日 - 開校20周年記念式典挙行。
- 1994年(平成6年)2月14日 - 天皇・皇后(後の上皇明仁・上皇后美智子)の母島行幸啓。
- 2005年(平成17年)7月1日 - 開校30周年記念と新校舎落成記念の両式典挙行。
- 2008年(平成20年)10月 - 母島小学校がユネスコスクール加盟[2]。
- 2013年(平成25年)10月6日 - 開校40周年記念式典挙行。
- 2016年(平成28年)4月 - 特別支援学級「にこにこ学級」開設[2]。
- 2019年(平成31年)4月 -「にこにこ学級」が「ヤシの木教室」に移行[2]。
- 2023年(令和5年)9月23日 - 開校50周年記念式典挙行[4]。
- 2025年(令和7年)4月1日 - 校名を母島小学校・母島中学校から母島小中学校に改め[3]、義務教育学校に移行[1]。
特色
小笠原の特有な歴史と文化の中で培われてきた南洋踊りや戦前から歌い継がれてきた民謡、小笠原太鼓、タコノ葉細工といった島の文化遺産を継承する教育活動を行っている。また、自然環境を題材とした環境教育の取組みが認められ、ユネスコスクールの加盟校となっている[2]。
周辺
旧沖村の中心部に位置する。
- 御臨幸記念碑 - 学校校門脇にある。
- ロース記念館
- ロース石石切場跡 - ロース記念館と村道をはさんで敷地が隣接。
- 社会福祉法人明老会小笠原村母島高齢者在宅サービスセンター - 村道をはさんで敷地が隣接。
- 小笠原村立母島村民会館
- 小笠原村立母島保育園 - 進学前保育園
- 母島簡易郵便局
- 小笠原村役場母島支所
- 東京都小笠原支庁母島出張所
- 母島診療所
アクセス
- 沖港から徒歩約520 m・約8分。
脚注
関連項目
外部リンク
- 小笠原村立母島小中学校のページへのリンク