小島秀夫との交流とは? わかりやすく解説

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小島秀夫との交流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 03:14 UTC 版)

伊藤計劃」の記事における「小島秀夫との交流」の解説

ゲームデザイナー小島秀夫熱狂的なファンであった学生時代プレイした『スナッチャー』から小島作品のめりこみ、「小島原理主義者」「MGSフリークス」を自称するほどであった。特にメタルギアソリッド二次創作中心に手がけており、後にゲーム公式ノベライズ担当した小島伊藤は、「東京ゲームショー98春」での『メタルギアソリッド』展示ブースではじめ出会ったゲーム大ファンであった伊藤小島トレーラー感想熱心に語り小島も熱心なファンとして記憶したその後同人誌ファンレターを送るなど、ファンクリエイターという関係での交流つづいた2001年9月小島入院した伊藤への見舞として、社外秘であった開発途中の『メタルギアソリッド2』のカットシーン持参した伊藤映像を見終わったあと「ゲーム完成するまで死にません」といったという。その後発表会小島退院した伊藤招待しこの頃には「友人同士」の関係になっていた。発売された『メタルギアソリッド2』は賛否両論だったが、伊藤自分ウェブサイトで「こんな作品を喜ぶのは俺だけだ!」と擁護した作家デビュー作である『虐殺器官』小島絶賛した原型となった短編小説小島初期の作品である『スナッチャー』のファン小説ということもあり、小島開発中だった新作メタルギアソリッド4』のノベライズ伊藤依頼する伊藤も、ノベライズありがちな軽い文章にすることを避け再読できる立派な小説」をめざして執筆し、その出来には小島満足した小島は、引きつづき『メタルギアソリッド3』とその後の話である次回作をひとつの小説として伊藤依頼する考えであった。 しかし、伊藤は再入院する2009年2月見舞行った小島ベッド伏せる伊藤映画小説の話をしたが、虚ろな表情のままほとんど返事もない状態であった。「伊藤さん元気になってほしい。生きること諦めてほしくない」と思った小島は、その時点では未発表だった新作メタルギアソリッド ピースウォーカー』の構想を話すと、伊藤笑顔取り戻し、「完成するまで頑張りますと言った。だが、2度目約束果たされず、伊藤翌月この世去った翌年2010年4月にPSPで発売された『メタルギアソリッド ピースウォーカー』には、エンディングで「この『PEACE WALKER』を伊藤計劃氏に捧ぐ」とのメッセージ収録されている(2011年11月にPS3とXbox 360発売された、『メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション』にも収録)。その後伊藤果たせなかった『メタルギアソリッド3』・『メタルギアソリッド ピースウォーカー』のノベライズそれぞれ長谷敏司野島一人矢野健二)によって行われ、ともに2014年発売された。

※この「小島秀夫との交流」の解説は、「伊藤計劃」の解説の一部です。
「小島秀夫との交流」を含む「伊藤計劃」の記事については、「伊藤計劃」の概要を参照ください。

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