小山田と秘書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:24 UTC 版)
「税務調査官・窓際太郎の事件簿」の記事における「小山田と秘書」の解説
小山田高明 演 - 高田純次(第1作 - 第4作・第9作〈回想〉・第20作〈特別出演〉) 太郎の部下の真田誠二を死に追いやった張本人で、政権与党・民自党の大物衆議院議員・総務会長(第20作)。臨海開発公団と癒着していると噂がある。 第1作 - 第3作は、真田の死の真相と、民自党議員の汚職に迫る太郎の前に立ちはだかり、様々な妨害や圧力を加えてきたものの、太郎に裏帳簿という証拠を握られ、ついに膝を突く。後ろ盾に助けを請うも見捨てられ、告訴されるのが決定的になった時、「政治家は大きくなるにつれてカネが必要になる」と嘯いていた。 その後、「政界のドン」から「ああ見えて小心者」と評され、地検の取り調べには耐えられないだろうとして完全に見限られる。そして連行中、多くのマスコミたちの前で刺客によってナイフで刺され、苦しみながら倒れた。生死不明のまま退場したが、第20作で車椅子に乗って癌が全身に転移している状態で再登場。かつての冷酷さと悪辣さは無くなり、残り少ない余命を沖縄で過ごす中、民自党沖縄支部の助力となっていたが、与那嶺清造による汚職の捜査に太郎が乗り出した時、「民自党は、私があなたに昔言った『政治家は大きくなるにつれてカネが必要になる』というのを錦の御旗にしてしまった。民自党の垢に塗れると、カネだけで政策も哲学も語れなくなった」と太郎に漏らし、与那嶺を追い落とし、自ら政治家としてのけじめを付ける為、太郎に与那嶺関連の資料を提供する。 資料を提供した際、太郎には「あなたの生き方は、沖縄のこの澄んだ海と一緒だ。私もそんな政治家になりたかった」という想いを無念そうに語っていた。 相馬忠雄 演 - 高杉亘(第1作 - 第4作・第9作・第20作〈回想〉) 小山田の秘書。 中井牧子 演 - 渡邉香織(第1作 - 第3作) 小山田の私設秘書。小山田の関係者に、真田誠二と車中で排気ガスによる心中偽装に見せかけ殺害される(第1作)。
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